ホンダ、ハートレーのPUを日本で調査へ。ガスリーのトラブルとは別物か

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ホンダ、ハートレーのPUを日本で調査へ。ガスリーのトラブルとは別物か
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
翻訳:: 青山 悦子
2018/06/26 10:41

ホンダの田辺TDは、カナダとフランスでそれぞれガスリー、ハートレーに起きた問題は別物であるようだと語った。

Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
THe crashed car of Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR13 is recovered
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13

 ホンダは、フランスGPでブレンドン・ハートレーのPU(パワーユニット)に起きた問題は、カナダGPでピエール・ガスリーのPUに起きた問題とは別の問題であると考えている。

 ハートレーはフランスGPのFP2でトラブルに見舞われ、PUを交換した。トラブルの発生したPUは日本に送られ、火曜日に調査が始まるとのことだ。

 2週間前のカナダGPに、ホンダはICE(内燃エンジン)を中心にアップグレードを施したPUを持ち込んだ。しかしガスリーのPUにトラブルが発生。彼は予選を旧型PUで戦い、結局決勝レース前に2基目の新型PUを投入した。

 ホンダF1のテクニカルディレクターである田辺豊治は、motorsport.comにこう語った。

「我々の調査からは、ここでは何も明確なことは言えません。待つ必要があります」

「火曜日から日本で分析を始めます。対策はトラブルのタイプ次第です」

「基本的な調査の報告が必要です。その後でどれくらい(時間が)かかるのか、どれほど難しいものなのかがわかると思います」

「我々はふたつのトラブルを抱えていますが、それらの問題はわずかに異なるようです。我々にとって問題は別のものであった方が良いのか、それとも悪いのか、それはわかりません」

「我々は今週末のトラブルの根源を見つけ出し、今後に向けて修正しなければなりません」

 トラブルに見舞われたハートレーはPU交換を強いられ、グリッド最後尾からレースをスタートしたが、厳しいレースとなり14位で完走。一方ガスリーはオープニングラップでの接触によりリタイアとなり、ホンダにとっては”厳しく、そしてがっかりな週末”となった。

 2戦連続で信頼性のトラブルに見舞われたホンダだが、カナダでのパフォーマンスのアップグレードには励まされていた。またこのアップグレードは、2019年に向けてレッドブルを納得させ、PUを供給するために極めて重要な役割を果たした。

 フランスGPの予選後、ガスリーは新しいPUには力強さが感じられないと報告していた。また彼はフリー走行を旧型PUで走行しており、信頼性に関しては”まだ疑問が残る”と話していた。

 信頼性について訊かれたガスリーは、次のように話した。

「常に最大限のパフォーマンスを利用したい」

「このエンジンで多くのレースを走らなければならないので、金曜日はマイレージ(走行距離)をセーブしたんだ」

 田辺テクニカルディレクターは、2019年のPUに目を向ける前の今シーズン最後のアップグレード計画に取り組んでおり、ホンダにとってパフォーマンスと信頼性は同等に重要なものだと述べた。

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この記事について

シリーズ F1
イベント フランスGP
ロケーション サーキット・ポール・リカール
ドライバー ブレンドン ハートレー , ピエール ガスリー
チーム トロロッソ 発売中
執筆者 Scott Mitchell