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ホンダ、F1活動終了後の2022年も“レッドブルPU”の組み立てを『HRD Sakura』で担当へ

レッドブルは、2022年シーズンを“移行の年”と位置付け、現行のパワーユニットサプライヤーであるホンダの開発拠点『HRD Sakura』がパワーユニットの組み立てを担当するようだ。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 2021年限りでパワーユニット(PU)サプライヤーのホンダがF1活動を終了することを受け、2022年からホンダのPUプロジェクトを引き継ぐことになっているレッドブル。しかし“移行の1年”である2022年に関しては、ホンダのPU拠点『HRD Sakura』が手厚くレッドブルをバックアップするようだ。

 レッドブルは現在、ミルトンキーンズにある拠点を拡張し、PU運用のための新会社『レッドブル・パワートレインズ』の施設をそこに組み込む作業を行なっている。ホンダのF1活動終了に伴い、2022年からレッドブルとアルファタウリが使用するPUは“ホンダPU”ではなく“レッドブルPU”というバッジネームが付けられることになる。

 しかしながら、PUの組み立てに関しては、来年も引き続きHRD Sakuraが担当するようだ。

 この件に関して、ホンダF1のテクニカルディレクター(TD)を務める田辺豊治は次のように語った。

「はい、レッドブルとホンダはそのプロジェクトを進めていて、来年からの移行をどのようにしていくかを検討しています」

「詳細についてはお話しできませんが、概ね良い方向に進んでいますし、来年に向けて良い準備ができると思います。我々は懸命に取り組んでいますし、私もトラックサイドで懸命に働いています」

 またレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も「今その詳細を詰めているところだ」と話し、こう続けた。

「レッドブル・パワートレインズの体制を整える中で、2022年が移行の年となるのは明らかだ」

「だから我々はホンダと協力して、2022年もSakuraでPUの組み立てを継続し、2023年までに新しい施設でそのプロセスを引き継ぐという”緩やかな着地”を目指している」

 ホーナーは、2023年からレッドブルがPUを完全自社製造する予定であることを認めたが、「2025年、あるいは2026年からの(新規定の)PUに関してどのような結論が出るのかを待っている」とも述べた。

 次世代PUに関しては、既存のメーカーとF1参戦に関心を持っているメーカーとの間で議論が進められており、オーストリアGPの期間中にも話し合いの場が持たれるようだ。

 レッドブル・ホンダは現在、コンストラクターズ選手権で首位に立っており、マックス・フェルスタッペンもドライバーズ選手権をリードしている。このままの勢いを維持することができれば、ホンダは1991年以来のタイトルを獲得し、有終の美を飾ってF1を去ることができるかもしれない。

 田辺TDは、現在の状況を考えればF1を離れるという決定は個人的にもったいないものだと感じているが、チャンピオンを獲ったからといって今後の活動に関するホンダの計画は変わらないと語った。

「個人的にはそういう風に思いますが、今年のチャンピオンシップの結果に関わらず、ホンダの決定は変わることはないと思います」と田辺TD。

「つまりF1から去るということです」

 

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