レッドブルは元々”フェルスタッペン1台体制”じゃない! ホーナー代表、ドライバーふたりの平等な扱いを強調
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、チームがマックス・フェルスタッペンのマシンに集中してきたというセルジオ・ペレスのコメントを否定している。
今季順調なスタートを切ったレッドブルのセルジオ・ペレスは、”今は”レッドブルで成功するための平等な機会があり、チームからサポートされていると感じていると語った。
一方で自身がチームに加入する2021年より前は「必要だから2台のクルマでレースをしていただけ」のマックス・フェルスタッペン中心のチームだと主張した。
ペレスの前任であるアレクサンダー・アルボンから遡り、ピエール・ガスリーやダニール・クビアトといったドライバーたちは、ペレスが現在享受しているようなレベルのサポートを受けられていなかったと彼は考えているのだ。
しかしレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、チームが片方のドライバーを優遇したことはないと主張した。
ペレスのコメントについて尋ねると、ホーナーは「彼がそう言っているのを聞いたのは初めてだよ」と、motorsport.comに語った。
「2005年にこのスポーツに参入して以来、我々は常に2台のマシンを走らせてきた」
「我々は常にふたりの最高のドライバーをクルマに乗せたいと考えており、チェコ(ペレスの愛称)が今、確かに良い仕事をしているのを見るのは素晴らしいことだと思う」
「2021年、彼は新型コロナに大きく影響を受けたシーズン終了後、一連のレギュレーション晩年にマシンに乗り込み、そのマシンで苦戦を強いられた。そして昨年、彼はマシンの中でより快適に感じることができるようになり、17勝のうち2回は彼が勝利を挙げた」
「今年も、彼は順調にスタートを切っている。しかし、まだシーズンは2レースしか終わっておらず、これからが長い長い道のりなのだ」
「そして、チームとしては、両ドライバーに最高の機会と最高の機材を提供するよう常に努力してきたし、あとは彼らがサーキットで何をするかだ」
「マックスとチェコ、ダニエル(リカルド)とマックス、ダニエルとセブ(セバスチャン・ベッテル)、マーク(ウェーバー)とセブ、あるいはデビッド・クルサードとマークまでそれは遡ることができる」
「我々はいつもそうしてきたし、結局はサーキットで何をするかが重要なんだ」
ホーナーは、ペレスが今季好調なスタートを切ったことを称賛。その上で、フェルスタッペンとペレスがタイトル争いのライバルとなった場合、両者の間に緊張が走る可能性があるという見方を否定した。
「彼は昨年、いくつも素晴らしいレースを走った。例えば、チェコの圧勝だったシンガポールを思い返せば分かるだろう」
「彼は今年の最初の2レースで素晴らしい仕事をし、自信に満ち溢れている。それこそまさに我々が望んでいたことだ。2人のドライバーが互いにプッシュし合い、挑戦し合うことを望んでいるんだ」
「そうなる(ふたりの関係性が緊張する)理由はない」
「結局のところ、彼らはどちらもレーシングドライバーであり、戦う生き物なんだ。しかし彼らは”チーム第一主義”というルールは分かっているんだ」
「特にシーズンの今の段階で、我々には(ペナルティや空力開発制限により)他のチームが持っているような風洞での開発能力を持っていないことは明らかだ」
「だからできるだけ早くポイントを獲得し、早い段階でチャンピオンシップをリードすることが非常に重要なんだ。シーズン後半に他の人たちが我々に反撃してくることは分かっているからだ」
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