レッドブルのホーナー代表、昨年カタールでの「マーシャル非難」発言による”罰則”を消化
レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、昨年のカタールGPでマーシャルを非難する発言をしたとして、スチュワードのトレーニングプログラムに参加することを義務付けられていたが、このほどそれを消化したことが分かった。
写真:: Erik Junius
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、昨年のカタールGPの際にマーシャルを非難する発言をしたとして、レーススチュワードから戒告処分を受け、さらにスチュワードのトレーニングプログラムに参加することを義務づけられていた。そしてホーナー代表はこのほど、このスチュワードのトレーニングプログラムに参加し、義務を消化したことが明らかになった。
2021年のカタールGP予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはイエローフラッグを無視したとして5グリッド降格のペナルティを受けた。この時、コースサイドのライトパネルにも、そしてマシンのダッシュボードにもイエローフラッグが掲出されていることが示されていなかったにもかかわらず、コースマーシャルがイエローフラッグを振っていたことについてホーナー代表が憤慨。「不正に旗が振られた」とテレビのインタビューに対して語っていた。
レーススチュワードはこの発言を問題視。決勝直後にホーナー代表を呼び出し、前述の通り戒告とスチュワードのトレーニングプログラムに参加することを義務付ける決定を下した。
先週末には2日間にわたって、世界中の様々なカテゴリーを担当するスチュワードが参加して、より効果的な仕事を行なうためのトレーニングプログラムが開催された。ホーナー代表もこのプログラムに参加。F1スチュワードのギャリー・コネリーやティム・メイヤーなども講義を行なったという。
またQ&Aでは、ホーナー代表がレッドブルのチーム代表としての自身の役割、そして彼のチームとFIAとの関係について話す場面もあったようだ。
さらにホーナー代表は、F1のレースディレクターが議長を務める討論会にも参加。これにはフェラーリのドライバーであるシャルル・ルクレール、フォーミュラEのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、トヨタのWRCチーム代表であるヤリ・マティ・ラトバラ、フォードのWRCドライバーであるアドリアン・フルモーらも出席している。
2日間のスチュワードプログラムの前には、マシやフォーミュラEのレースディレクターであるスコット・エルキンス、さらにはFIAの新しい副会長に就任したロバート・リードなどが参加したレースディレクターセミナーも開催された。
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