登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

レッドブル代表、ガスリー移籍は「コルトン・ハータのスーパーライセンス次第」アルファタウリの後任候補で確定か

レッドブルのホーナー代表は、インディカーからF1転向を目指すコルトン・ハータがスーパーライセンスを獲得できない限り、アルファタウリに乗せることも、その前任となるピエール・ガスリーをアルピーヌに放出することもないと示唆している。

Pole sitter Colton Herta, Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian Honda celebrates his pole win

写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images

 フェルナンド・アロンソとオスカー・ピアストリを失ったアルピーヌは現在、アルファタウリのドライバーであるピエール・ガスリーの獲得を検討していると言われている。レッドブル側も、ガスリーのアルピーヌ移籍を基本的に認めている。

 仮にガスリーが移籍した場合、アルファタウリの一席が空くことになる。レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、唯一の後任候補は現在アンドレッティ・オートスポートからインディカー・シリーズに参戦しているコルトン・ハータだと示唆している。

 ただハータがF1転向できない場合は、ガスリーをレッドブル側が手放すことはないともいう。そうなると、アルピーヌは別の選択肢を探す必要になる。

 ハータのF1転向で課題となっているのが、彼のスーパーライセンスポイントだ。現在、ハータが手にしているポイントは、F1参戦に必要は40点のうち32点とライセンス発行の基準に満たないのだ。

 FIAはハータのポイントについて調査を行なっているが、レッドブルのライバルチームの代表らは、不可抗力の事由による特例発行は容認できないモノで、ルールに忠実であるべきだと反発している。

 加えてF1のステファノ・ドメニカリCEOもmotorsport.comに対し、スーパーライセンスの発行プロセスが尊重されることを願っていると語っている。

 そのドメニカリはハータの件に関し、オランダGPの際にFIAのモハメド・ベン・スレイエム会長と会合を行なっている。

Read Also:

 ホーナーは、ハータがアルファタウリで自身のポテンシャルを証明できれば、将来のレッドブル・レーシングのドライバー候補になり得ると認めている。

「彼はエキサイティングな才能の持ち主だと思う」

 motorsport.comがハータ獲得の可能性について尋ねるとホーナーはそう語った。

「彼は若手のアメリカ人ドライバーで、アメリカでは傑出した才能を見せつけている。F1でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、とても興味深い」

「F1が現在、アメリカ市場で人気を博しているのは明らかだ。成功を収めたアメリカ人ドライバーを獲得するのはとても興味深いことだろう。長期的に見れば、我々としても有益なことだろう」

「我々は既存のドライバーと契約を結んでいるが、アルファタウリや(その前身の)トロロッソはセバスチャン(ベッテル)やマックス(フェルスタッペン)、ダニエル(リカルド)など、長年に渡り素晴らしいドライバーを排出してきた、我々にとって頼りになる存在だ」

Red Bull is not inclined to let Gasly leave to Alpine before it can snap up Herta

Red Bull is not inclined to let Gasly leave to Alpine before it can snap up Herta

Photo by: Red Bull Content Pool

 またスーパーライセンスの状況について、ホーナーは次のように語っている。

「それはFIAの仕事だ。我々としてはドライバーのポイントに関する状況が明確になっている必要がある。遅かれ早かれ、それが実現することを願っている。(スーパーライセンスシステムは)ドライバーの”メリーゴーランド”において、確実に重要な役割を担っているからね」

「F1参戦を希望するドライバーにとって、ポイントに関する明確化が必要なのは明らかだ。選択肢があるということを彼らに知らせる必要がある。もしその選択肢が無いのならば、(インディカードライバーなどの)他の要素が加わることはないだろう」

 そして、ハータの代わりはいるかと訊かれたホーナーは、「ピエールはアルファタウリで良い仕事をしていると思う。だから興味深い選択肢が無いのならば、変えようという気にはならない」と答えている。

 F1直下のFIA F2の2022年シーズンを見てみると、参戦2年目を迎えたレッドブル育成ドライバーのリアム・ローソン(カーリン)がスプリントレースで3勝を挙げてドライバーズランキング5番手。2ラウンドを残してスーパーライセンス発行の基準に近づいている。

 ローソンはベルギーGPでアルファタウリからフリー走行1回目に登場。19番手でセッションを終えた。しかしランキング6番手には、同じくレッドブル育成所属でF2ルーキーの岩佐歩夢(DAMS)が5点差で追っている。

 今季のF2ドライバーズランキング首位をひた走るフェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)は、いずれの育成プログラムにも所属していない”フリーランス”。興味深いことに、レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであり育成プログラムを率いるヘルムート・マルコは、オランダGPの際にドルゴビッチとミーティングを行なっており、母国GPとなるブラジルのサンパウロGPでアルファタウリからFP1に参加させる可能性もあると噂されている。

 ただレッドブルはドルゴビッチ獲得に興味を持っているかと尋ねると、マルコは「我々は彼と話していない」とmotorsport.comに答えている。

 なおマルコはオランダGPの際に、F2参戦中のエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ)と、その兄でハースF1のリザーブドライバーであるピエトロ・フィッティパルディとも面会を行なっている。

 
Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 F1分析|1ストップ作戦が完遂できていれば、ハミルトンに勝機はあったのか? オランダGP決勝レースペース分析
次の記事 【動画】相次ぐフェラーリの失態。今度はピットストップでミス連発|F1オランダGP

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本