レッドブルのワンツーは2016年以来! ホーナー代表「チームにとって過去ベストリザルトのひとつ」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1第4戦エミリア・ロマーニャGPでのワンツーフィニッシュはチームにとって最高の結果のひとつだと語った。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
F1第4戦エミリア・ロマーニャGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションから首位を独走。まさに完勝といったレース運びだった。
チームメイトのセルジオ・ペレスも、スタートで2番手に浮上すると、レースの大半でシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接戦を繰り広げたが、残り11周のところでルクレールがスピン。終盤はプレッシャーがない状態で、レッドブルのワンツーフィニッシュを完成させた。
レッドブルのワンツーフィニッシュは、2016年マレーシアGP以来(ダニエル・リカルド優勝、フェルスタッペン2位)だ。スプリントレースも含めれば、レッドブルはエミリア・ロマーニャGPで獲得可能なほぼ最大ポイントの58点(ペレスがスプリント3位でマイナス1)を稼いだのだ。
「2週間前のオーストラリアでの失望の後、我々が必要としていたリバウンドだった」とホーナーはレース後に語った。
「この週末には、いくつかの小さなパーツを導入してリスクを冒した。(フリー走行が)1セッションしかないから、常にトリッキーだ。だがチームは驚異的なパフォーマンスを見せてくれた」
「でも、この週末は最初から攻めていたし、ふたりのドライバーも信じられないような走りをしてくれた。マックスもチェコ(ペレスの愛称)も素晴らしかったし、このワンツーフィニッシュはチームの成果だ」
「オーストラリアでの失望から立ち直り、ここイモラでこのような結果を出すことができたのは、過去最高の成績のひとつだ」
フェラーリは、カルロス・サインツJr.はリタイア、ルクレールが6位止まり。母国イモラでスプリント含め20ポイントしか獲得できなかった。
この結果、チャンピオンシップではフェルスタッペンがルクレールと27ポイント差、レッドブルがフェラーリと11ポイント差に迫っている。
「長い長いシーズンだけど、この週末から多くの自信を得ることができると思う」とホーナーは語った。
「チャンピオンシップでは、フェラーリからポイントを奪うことが明らかに重要だった。それを両チャンピオンシップで実現した。この週末で得たものを、2週間後のまったく新しいサーキットであるマイアミで生かすつもりだ」
ルクレールは、ペレスを最終スティントで追い詰め、2番手を狙っていたところでスピンを喫した。
ホーナー代表は、シケインはルクレールが”ペレスより常に速かった”場所だが、フェラーリドライバーは”ソフトタイヤで少し欲張りすぎた”と語った。
「ミスは起こりうるし、彼がレースを完走し6位を獲得できたのはラッキーだった」
「彼が表彰台に上がれなかったことより、数ポイント多く取れたことは我々にとってボーナスだった」
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