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SC先導でのレース終了に、勝ったレッドブルのホーナー代表もモヤモヤ。一方メルセデス代表は判断を支持

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、セーフティカー先導のままで終了したF1イタリアGPを振り返り、レースを再開させる時間は十分にあったはずだと語った。

The Safety Car Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, Valtteri Bottas, Alfa Romeo C42

The Safety Car Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, Valtteri Bottas, Alfa Romeo C42

Andy Hone / Motorsport Images

 F1第16戦イタリアGPは、ペナルティによって7番グリッドスタートとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝を飾った。しかしレースは終盤にセーフティカーが出された後、再開されることなく終了し不完全燃焼となった。

 53周で争われた決勝レースは、47周目にダニエル・リカルド(マクラーレン)がレズモのコース脇でストップしたことでセーフティカーが出された。しかしセーフティカーは当初、レースリーダーであるフェルスタッペンではなく3番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)をピックアップしてしまい、隊列が整うのに時間がかかってしまった。

 そういった要因もあり、レースは再開されることなくチェッカーが振られたが、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、セーフティカーランが続いたおかげでフェルスタッペンがシャルル・ルクレール(フェラーリ)の追撃を受けることなくレースを終えられたとはいえ、最後にレーシングスピードでの戦いを見ることを望んでいたファンと同じ気持ちだと語った。

「我々はセーフティカーが入ったままでレースに勝ちたいとは思わない」

 ホーナーはSky F1のインタビューでそう語った。

「レースをしながらフィニッシュするということは、我々が何年も話し合ってきたことだ。レースをする時間は十分にあった。彼らは間違ったマシン、ジョージ・ラッセルのマシンをピックアップしてしまったんだ」

「我々のマシンは速かったので、セーフティカーに先導されながらではなく、コース上でレースをしながら勝ちたかった。“グランドスタンドフィニッシュ”が奪われたことに関しては、全てのファンと失望を分かち合っている」

 ホーナーはまた、フェルスタッペンのペースを考えればセーフティカーが出ていなくとも勝利を手にすることができただろうと話した。また仮にセーフティカーランの後でレースが再開されていたとしても、フェルスタッペンは新品ソフトタイヤを履いた一方で、ルクレールは数周走って皮むきしたソフトタイヤを履いていたことを指摘し、フェルスタッペンにわずかに分があったことを示唆している。

「私はただレースが展開されるのを見たかったのだ。セーフティカーが出なければ我々は勝っていただろうし、我々は1ストップでも十分良いペースで走れていた」

「タイヤのセットもセーブしていたので、我々は(セーフティカー出動時に)新品セットを入れたのに対し、シャルルはスクラブ(皮むき)されたセットだった。いずれにせよ、それは我々が見ることのなかった“グランドスタンドフィニッシュ”のためだった」

「そしてこれはこれまで話し合ってきた原則に反するものだったと思う。今日の最大の敗者は、残念ながらファンだ。我々は早急にこれに対処する必要がある」

「詳細を調べる必要があるだろう。私としては、レースをもう一度やるのに十分な時間があったと思っている。マシンはバリアにクラッシュしたわけでもなく、コース脇に止まっていただけだったのだから」

 これについて意見を求められたメルセデスのトト・ウルフ代表は、昨年の最終戦アブダビGPを引き合いに出してレースディレクションを支持した。同GPではレースディレクションがセーフティカーランのままレースを終わらせないことを優先し、ラップダウンなどの処理を完全に行なわないまま最終ラップにレースを再開。これによりメルセデスのルイス・ハミルトンは、フェルスタッペンに逆転を許しタイトルを逃している。

「レースディレクションはこれまでにも批判に晒されてきたが、今回はルールに従ったものだった」とウルフ代表は言う。

「ジョージを(セーフティカーの前に)行かせて、1周前にレースを再開できたかもしれない。ただ彼らはルールに従い、セーフティカー先導のままでレースを終わらせることを受け入れた」

「これがあるべき姿だと思う」

 
 
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