ついに見つけたフェルスタッペンの“僚友”……レッドブル・ホンダ代表、ペレスは「夏休み明けからマシンに対して自信をつけた」
レッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表によると、今季からチームに加入したセルジオ・ペレスはサマーブレイク以来自信をつけ、「期待通りのパフォーマンス」をチームにもたらしているという。
Sergio Perez, Red Bull Racing, 3rd position, on the podium with a Mexican flag
Glenn Dunbar / Motorsport Images
レッドブル・ホンダでチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、サマーブレイク以来自信を持ってマシンに乗るようになったセルジオ・ペレスが「期待通りのパフォーマンス」をチームにもたらしていると高く評価している。
今季、レーシング・ポイント(現アストンマーチン)からチームに加わったペレスは、第6戦アゼルバイジャンGPで勝利を飾ったものの、シーズンを通して自身のドライビングスタイルをレッドブルのマシンに合わせ込むことに時間を要した。
サマーブレイクを挟み、ペレスはシーズン後半で3戦連続表彰台を獲得。メルセデスとのコンストラクターズタイトル争いにおいて大きな貢献を果たしている。
第18戦メキシコGPでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)との2位争いには惜しくも破れたものの、母国ファンの声援を背にパフォーマンスを発揮して3位を獲得した。
メキシコGPの決勝後、ホーナーはペレスが自信を高め、パフォーマンスを向上させたことを高く評価した。
「彼はマシンに対して自信をつけた」とホーナーは言う。
「サマーブレイク後から表れたモノだ。彼のパフォーマンスはますます強まり、彼の自信はさらに高まった」
「彼には自信がある。彼のドライビングは非常に良いし、我々の期待通りのパフォーマンスをチームにもたらしている」
ペレスはアレックス・アルボンの後任として、マックス・フェルスタッペンのパートナーに選ばれた。そのアルボンも、フェルスタッペン好みのマシン特性に悩まされたピエール・ガスリー(現アルファタウリ・ホンダ)の後釜として起用された経緯がある。
マシン特性の改善もペレス好調の要因のひとつではあるが、ダニエル・リカルド(現マクラーレン)がチームを2018年限りで離脱して以降、フェルスタッペンのチームメイト探しに奔走してきたチームとしては非常に強力なドライバーを手にしたことになる。
ペレスが今シーズン序盤に自信を失っていた理由を聞かれるとホーナーはこう答えた。
「全く新しいスタイルやコンセプトのマシン、そこから得られるフィーリングや(チームの)雰囲気などが原因だと思う」
「そのためには時間が必要だったが、彼は何とか乗り越えた」
レッドブル・ホンダはペレスの3戦連続表彰台もあり、コンストラクターズランキングにおけるメルセデスとのポイント差を26点から1点に縮めることに成功。チームは2013年以来のコンストラクターズタイトル獲得を射程圏内にとらえている。
ペレス自身は母国での初表彰台という結果に満足しているものの、メルセデスにはメキシコGPの予選で圧倒されたことで、「何が原因だったのか」をチームは理解する必要があると感じているという。
「(フリー走行とは)突然状況が一変し、メルセデスが予選でとても強いパフォーマンスを発揮した」とペレスは言う。
「まだ4レース残っていて、状況はかなりタイトになってきている」
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