ガスリーのアルファタウリ残留の理由は「全て明確になっている」レッドブル代表弁明
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、来季もアルファタウリに残留することになったピエール・ガスリーが、レッドブルの候補として検討されなかったことを「驚いた」と発言したことについて、異議を唱えた。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
ピエール・ガスリーは、来季もアルファタウリ・ホンダに残り、シーズンを戦うことが決まった。
今季イタリアGPで優勝するなど、目覚ましい活躍を見せているガスリーは当初、来季レッドブルに再昇格する可能性もあるのではないかと見られていた。しかし結局はアルファタウリ残留が決定することになった。
一方レッドブルは、来季のマックス・フェルスタッペンのチームメイトは、アレクサンダー・アルボンを残留させるか、もしくはレッドブル育成外のドライバーを招聘するか、そのいずれかであることを明らかにしており、ガスリーの再昇格を検討しなかったという。
ガスリーはチーム残留を発表した後、レッドブルが自身の再昇格を検討しなかったことに「驚いた」と発言。これについてレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、なぜ候補にならなかったのか、その理由についてはガスリーに説明されていると主張する。
「彼には、とても明確にされていると思う」
ホーナー代表はそう語った。
「つまり彼は、アルファタウリの重要なメンバーだ。アルファタウリは、トロロッソの頃とは異なる大志を抱いている。前にも言ったように、アルファタウリはジュニアチームではなく、姉妹チームなのだ」
「そして我々は、ピエールの仕事ぶりに非常に満足していると思う。彼は置かれた環境で素晴らしい仕事をし、その環境に満足している。チームも、彼の働きに満足している。にも関わらず、なぜその状況を壊すことができるのだろうか? 彼にそれが明確にされていることを、皆さんも知っていると思う」
「彼は今後数年間、レッドブルと長期契約を結んでいる。そして我々は、ピエールに関して必要な全ての情報を手にしている。そして先ほども言ったように、彼は議論を通じて、彼の未来はアルファタウリと共にあるということに、十分気づいていたと思う」
一方で、レッドブルを更迭されるのではないかとの噂が根強いアルボンについては、「2021年に向けては当初の予定どおりのままであるものの、自分の居場所を正当化する必要がある」と語った。
「プランAに向けて集中しており、それが確実に実現できるようにしている。現時点では、それに注視するだけだと思っている。プランBが必要な場合は、皆さん(報道陣)の方が先に知っているだろうと確信している」
「それはアレックスのシートだし、彼はそのシートをもう手にしている。そして誰もが、そのシートを維持するのを見たいと思っている。彼は外部からの騒音を遮断し、集中して、良い週末を過ごす必要があると思う」
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