レッドブル「コース上で勝ってタイトルを獲りたい」クラッシュなど波乱決着は望まず

F1タイトル争いはコース内外で激しい闘いが続いているが、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、最終戦アブダビGPでは”正しいやり方”でタイトルを獲得したいと語った。

レッドブル「コース上で勝ってタイトルを獲りたい」クラッシュなど波乱決着は望まず

 メルセデスのルイス・ハミルトンと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンによる2021年シーズンのタイトル争いは、最終戦アブダビGPを前にして同点と、F1史上稀に見る激しさとなっている。

 8連覇を達成したいメルセデスと、2013年以来のタイトル獲得を目指すレッドブルとの間では、コース上でのバトルだけではなく、コース外でのチーム同士の政治的な争いやドライバーのアクションなどを巡る口撃がヒートアップしている。

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 1994年のデイモン・ヒルとミハエル・シューマッハーの接触で終わったタイトル争いなども引き合いに出されており、メルセデスとレッドブルの争いがどういった決着を迎えるのかに大きな注目が集まっている。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、こうしたライバルとの緊張が高まる中でも、自分たちは正しいやり方でタイトルを獲得したいと語った。

 タイトル獲得のその”方法”について関心があるかと訊かれたホーナー代表は「ああ、もちろんあるとも」と答えた。

「トラックの上で(タイトルを)勝ち取りたい。スチュワードルームでもなく、グラベルの上でもなくね。我々は勝ってタイトルを獲得したいんだ」

「1年を通じて厳しい戦いを続けてきた。ドライバー2名の間で素晴らしいレースが行なわれてきた。そしてアブダビでの戦いがクリーンかつフェアなモノになることを願っている」

 先述のように、ハミルトンとフェルスタッペンは現在全くの同ポイント。つまり基本的には、先にフィニッシュした方が今シーズンの勝者となる。ただ第21戦まででフェルスタッペンが9勝、ハミルトンが8勝となっているため、両者ノーポイントもしくは獲得ポイントが同じで終わった場合にはフェルスタッペンがチャンピオンとなる。

 最終戦に向けては、直近3レースを連勝してきているハミルトンに勢いがあるようにも見える。しかしホーナー代表はメルセデスに勢いがあるように見えても、レッドブルが落ち込んだりはしていないと主張する。

「全くもって問題はない。我々はそうしたことを経験しているチームだ」

「アブダビには同ポイントで向かう。しかし勝利数では我々がリードしている」

「メルセデスと21戦を戦った後、最終戦アブダビで世界チャンピオンを勝ち取る機会を与えてくれる……シーズン初めにそういうチャンスを与えられたなら、間違いなくチームの全員がそれを手離さないだろう」

「誰もがそうすると私は思う。過去7年間、彼ら(メルセデス)が支配するのを見てきているからね」

 レッドブルがタイトル争いを最終戦までもつれさせたのは、これが初めてのことではない。セバスチャン・ベッテルを擁していた2010年、そして2012年シーズンに、彼らは最終戦でタイトル獲得を決めている。

「ライバルと最終戦でドライバーズタイトルをかけて争うのは、セバスチャンが在籍していた2010年、そして2012年以来のことだ」

「最後の週末に向け、士気を上げていくことに問題は無いだろう。ここ(サウジアラビア)でのレースはクレイジーなものだったが、我々は2位を獲得したし、先頭に立ってレースをリードすることもできた」

「ただ幸運の女神は今、ルイスに微笑んだ。(アルピーヌのエステバン)オコンとのフロントウイングの接触も乗り越え、マックスの後ろに突っ込んだ。しかしご存知のように、彼は幸運に恵まれていたんだ」

 
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