レッドブル代表、イギリスGP”接触後”のメルセデスの振る舞いに「まだ失望している」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、イギリスGP後のメルセデスの派手なセレブレーションに対する批判を繰り返した。

レッドブル代表、イギリスGP”接触後”のメルセデスの振る舞いに「まだ失望している」

 F1第10戦イギリスGPのオープニングラップで発生したルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のクラッシュを受けて、レッドブルは事故自体の他、その後のメルセデスとハミルトンの振る舞いに不満を持っている。

 クラッシュで51Gもの衝撃を受けたフェルスタッペンは、念の為病院に搬送され、検査を受けた。スチュワードは、接触の非はハミルトンにあったとして10秒のタイム加算ペナルティを科したが、そんな状況だったにも関わらず、母国GP8勝目を挙げたハミルトンはレースフィニッシュ後に大喜び。イギリス国旗を掲げてウイニングランをした他、レース後の進行を一部無視して母国ファンにアピールをした。

 フェルスタッペンは、ハミルトンの振る舞いについて「無礼だ」と批判。レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、ライバルが病院で検査を受けている間に祝杯を挙げたメルセデスは「彼らのスタイルを示した」と揶揄した。

 対してルセデスのトト・ウルフ代表は、レース後のレッドブルの攻撃的な発言は少し行き過ぎており、「あまりにも個人攻撃」になっていると述べた。

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 しかし23日(金曜日)にレッドブルのサイドに掲載されたレース後の定例コラムで、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は自身の意見が変わっていないことを明らかにし、メルセデスがハミルトンに対して、フェルスタッペンの詳しい状況を知らせようとしなかったことを「考えられない」と批判した。

「事故の後の、セレブレーションのレベルにはまだ失望している」とホーナーは記している。

「マックスが病院に搬送され、さらなる検査が必要だと大きく報じられていたことから、メルセデスは事故の重大性を認識していた」

「ドライバーに状況を知らせないなんて、考えられない。特にインシデントの結果ペナルティを受けていたドライバーを守るためにも、自制心を見せる必要がある」

 またホーナーは、ウルフの”個人攻撃”発言にも反発した。

「ハミルトンが事故の原因となったことについての我々のコメントが "とても個人的 "だったと言っているトトのコメントを見たので、それに答えたいと思う」

「あの段階で、マックスの攻撃性が過剰だったという語り口は不当だと感じた」

「私は明確にしたいと思う。これは、世界最高のドライバーである2人の間で起きたコース上のインシデントだ。病院に搬送され、負傷の程度がまだ明らかになっていない時点で、スチュワードからペナルティを科されていた。クルマが1台脱落し、相手が優勝した場合、そうした感情が目覚めるのは当然のことだ」

「また、あの段階でマックスが『過剰な攻撃』をしていたという話は不当だと感じた。マックスのライセンスにはペナルティポイントは加算されていないんだ」

「ハミルトンが言及しているような、アグレッシブな17歳のF1ルーキードライバーは、現在のマックス・フェルスタッペンではない。今のハミルトンがF1デビューした時とは違うドライバーであるようにね」

「ふたりのドライバーは、もちろんそのドライビングスタイルに妥協はしない。だが、どちらも経験豊富で高い技術を持ったドライバーだ。ハミルトンは競争力のあるマシンを持っていたというのが現実だ。両ドライバーがお互いに敬意を示さなければならないことには同意するが、日曜日はハミルトンが攻撃的だった」

 レッドブルとメルセデスの間には依然として緊張感が漂っているが、ホーナーはこの事件が次戦ハンガリーGPでのコース上の競争には影響しないと予想している。

「ハンガリーはクルマにとってもチームにとっても、これまでとは違った挑戦となるだろう。我々はチャンピオンシップのリードを維持するために、全員が十分なモチベーションを持って臨む」

「マックスは、シルバーストーンでの出来事にこだわらず、コース上で”話し合い”たいと考えている。彼はこの出来事を過去のものにして、残りのシーズンに向けてモチベーションを高めようとしている」

 
 

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