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レッドブル代表、苦闘続くアルボンを擁護「彼への批判は理解できない」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、アレクサンダー・アルボンのシーズン序盤のパフォーマンスは、批判を受けるようなものではないと語った。

Alex Albon, Red Bull Racing RB16, leads Charles Leclerc, Ferrari SF1000 and Sebastian Vettel, Ferrari SF1000

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボンの進歩を評価し、批判されるようなパフォーマンスではないと擁護した。

 アルボンはハンガリーGPの予選でQ3に進出することができず13番手に終わったものの、決勝では挽回し5位でフィニッシュした。

 アルボンは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと同じくマシンの挙動に苦しめられているが、第2戦シュタイアーマルクではフェルスタッペンと比べてアルボンのレースペースが大きく劣っていた。また、開幕戦オーストリアGPでは、レース終盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触。この件ではハミルトンにペナルティが出されたにも関わらず、アルボンはもっと辛抱強くチャンスを待ち、上位フィニッシュをするべきだったという声もあった。

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 ハンガリーGPでのアルボンの進歩を評価するよう求められたホーナーは、「私はとても満足している」と語った。

「アレックスにとっては難しい週末だった。クルマのスペックはセッションごとに変わっていた。経験を積んでいなければ、対処が難しいが、彼はまだそうではないんだ」

「レースでは、彼はなんとか素晴らしいリズムとペースを見つけ、マックスに匹敵する速さを見せていたと思う。彼のオーバーテイクは強力だった。彼はフェラーリや他のみんなをパスしていたし、今回素晴らしい仕事をしたと思う」

「そして、クリーンエアでは彼のペースはかなり良かった。今回のアレックスのパフォーマンスには非常に満足している」

 ホーナーは、チームとしてアルボンを楽に戦わせてあげられていないと語った。

「彼は今年、厳しいスタートを切った。我々は彼に適したクルマを与えられていない。マックスが持つ、問題を乗り越える能力が、時々そういった問題を覆い隠してしまう」

「私は実際、アレックスはレースでとても良く走っていると思う。我々がクルマを改善するにつれて、予選でのパフォーマンスも上がるだろう」

「第2戦のレース後半のレースペースや、今回のレースでのパフォーマンスを見ると、彼は素晴らしい仕事をしている。彼に対する批判は理解しかねる」

「我々はクルマをきちんと整え、ドライバーをより楽にさせてやり、メルセデスに近づかなければならない。彼らは現時点で驚異的なクルマを持っている。そのギャップを埋め、彼らを捕まえられるかどうかは我々次第なんだ」

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