レッドブル、メルセデスへの警戒緩めず「FP2では実力を隠していたのかも……」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、シュタイアーマルクGP金曜日の走行で、メルセデスが本気を出していなかったと考えており、警戒を強めている。
写真:: FIA Pool
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1第2戦シュタイアーマルクGPの初日、メルセデスが本気を出していなかったと見ており、自分たちが優位な立場にいるとは考えていないという。
今回のFP2は、いつもと少し違う意味合いを持つセッションとなった。予選日の天候悪化が予想されており、予選が実施できない可能性があるからだ。実際、土曜午前のFP3は走行が行なわれることなく中止となった。最終的に日曜日朝に予選が実施できなかった場合、FP2の順位が決勝グリッドに反映される。
そのため、各チームは通常よりも予選に近い形でのアタックをFP2で実施。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが0.043秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抑え、トップタイムをマークした。
「1週間前(開幕戦)の金曜日と比較すると、進歩していると思う。それは励みになる」
そうホーナーは語った。一方、FP2でメルセデスが本気を出していたとは考えていないようだ。
「メルセデスは依然として強い。彼らはまだ少し実力を隠しているかもしれない」
「だが我々のクルマは改善していると思う。だから、先週末とは異なり、今週末はいくらかポイントを獲得できることを願っている」
レッドブルは、新旧2スペックのフロントノーズ比較を続けている。先週末はフェルスタッペン、アレクサンダー・アルボンともにマシンバランスに苦しんでいたが、どちらも感触が良くなったと感じているという。
ホーナーは、マシンを限界までプッシュするのをより容易にすることに重点を置いて作業をしたと認めた。
「我々はセットアップの改善に懸命に取り組んでおり、ふたりのドライバーが違うことを試したりした」とホーナーは付け加えた。
「基本的に、我々は進歩を遂げた。このトリッキーで小さなサーキットで、クルマはドライブが簡単ではなかった。しかし先週はそれほど強くなかった領域で、何とか改善できたと思う」
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