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挑戦者に失うものは何もない! レッドブル代表が舌戦続けるフェルスタッペンを援護「重圧でも彼は何も変わらない」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、マックス・フェルスタッペンには「失うものは何もない」とし、F1タイトル争いというプレッシャーがかかる状況でもアプローチは変えないだろうと考えている。

Lewis Hamilton, Mercedes, 2nd position, Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, and Valtteri Bottas, Mercedes, 3rd position, celebrate on the podium

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 レッドブルでチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、チームとして2013年以来のドライバーズタイトルを狙うマックス・フェルスタッペンは「失うものは何もない」と語り、ライバルのルイス・ハミルトン(メルセデス)との接近戦が続く中でもアプローチは変えないだろうと考えている。

 今シーズン8戦を残し、フェルスタッペンはランキングで首位に立っており、7度のF1世界チャンピオンであるハミルトンが5ポイントという僅差で2番手につけている。

 ここまでの14戦で、タイトル候補のふたりはコース上で2度接触。第10戦イギリスGPではトップ争い中に接触しフェルスタッペンがクラッシュアウト、前戦イタリアGPではシケインでもつれ両者リタイヤに終わった。

 FIAのレーススチュワードはイタリアでのクラッシュの原因はフェルスタッペン側にあると判断し、第15戦ロシアGPで3グリッド降格ペナルティを科した。

 ふたりのコース外での舌戦も熱を帯びている。ロシアGPへ向けた木曜日の会見で、ハミルトンは自身が初のF1世界チャンピオンに輝いた2007年を振り返り、「初めてのタイトル争いのプレッシャーが、フェルスタッペンのパフォーマンスに影響を及ぼしている」と牽制。

 この発言に対し、フェルスタッペンは「(ハミルトンが)自分の事を本当に知らないことを示している」と反論した。

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 ホーナー代表はフェルスタッペンの意見に賛同し、プレッシャーのかかるF1タイトル争いの中でも影響はないと語った。

「彼は何も変わっていない」とホーナーは言う。

「彼は若く、(タイトル獲得に向け)努力を重ねている。彼には失うものは何もない。たくさんのタイトルを既に抱えて防衛戦に挑んでいるワケではなく、彼は挑戦者側だ」

「それが彼のタイトル獲得へ向けた姿勢だ。母国の観客が詰めかけたオランダGPのプレッシャーを鑑みれば、あれ以上のプレッシャーはない。あの時の彼の対応は本当に素晴らしかったね」

「彼はこの戦いを心から楽しんでいるし、嬉しく思っている。我々が最後にタイトル争ったのは、ずっとずっと前のことだ。彼にとってもエキサイティングなことではあるが、チーム全体としてもエキサイティングでモチベーションに繋がることなのだ」

 今シーズン、フェルスタッペンとハミルトンは随所でホイール・トゥ・ホイールのバトルを展開しているが、イタリアGPの1周目のロッジアシケインでの攻防など、接触を避けるべくハミルトンが引くシーンも見受けられる。

 フェルスタッペンも過度な動きは控えるべきだと考えるかと聞かれたホーナーは、全てのインシデントはチームによって「注意深く」検証されており、フェルスタッペン自身も「しっかり反省ができている」と答えた。

「彼はハードなレーサーだ。個性のひとつでもあるし、彼が支持される理由でもある」とホーナーは語った。

「マシンに乗っている時、彼は110%の力を発揮してくれる。これは彼とレースをするライバルにも影響を与えると私は考えている。ライバルたちも彼が全力を尽くすことを分かっているからね」

「しかし、もちろんそこには節度がなければならない。彼は随所でその節度を示してきたと思う。今年のいくつかのレースでもそうだった」

「彼が攻撃的なドライバーであるというのは、個性のひとつだ。性格の一部なのだ。これからもそれは変わらないと思う」

 一方、メルセデスのトト・ウルフ代表はイタリアGP直後に件のインシデントを「テクニカル・ファール」だとしてフェルスタッペンの動きを批判したが、ロシアGPの金曜日にはタイトル争いではこうした「厳しい瞬間」は避けられないと語った。

 今後もフェルスタッペンとハミルトンの接触は増えるかと聞かれたウルフは、こう答えた。

「彼らも自分たちが何をしているか、だいたい理解していると思う」

「ふたりが接触を避けようと思えば、少なくなるだろう。もしふたりが容赦なくスペースを与えずに、接触をさけようとしなければ増えるだろう」

「我々がマシンに乗っているワケではないからね」

 
 

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