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まさに“突然”だったフェルスタッペンのタイヤバースト。レッドブルはデブリが原因と推測

レッドブルは、エミリア・ロマーニャGPでのマックス・フェルスタッペンのタイヤトラブルが“瞬間的に”起こったと推測している。

Max Verstappen, Red Bull Racing after retiring from the race

Max Verstappen, Red Bull Racing after retiring from the race

Charles Coates / Motorsport Images

 F1第13戦エミリア・ロマーニャGPでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ2番手でレース終盤を迎えていた。しかしながら、残り12周というタイミングで右リヤタイヤが突然バースト。スピンを喫したフェルスタッペンはビルヌーブコーナーのグラベルに捕まりリタイアとなった。

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 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナー曰く、フェルスタッペンのタイヤが突然バーストしたことから、チームはコース上でデブリを踏んだのが原因ではないかと考えているという。

「我々は何かデブリのようなものを踏んだのではないかと考えている。というのも、彼は無線でエンジニアに『突然タイヤがダメになった』と言っていたんだ」

 ホーナーはそう語った。

「つまり、パンクは完全に瞬間的に発生したということを示唆している」

「非常に悔しい。特に彼はバルテリ(ボッタス/メルセデス)をなんとか交わし、かなり良いペースで走れていたんだ。今日2位を手にできなかったことが悔しいよ」

 3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、オープニングラップでハミルトンを交わして2番手に浮上し、首位のボッタスにプレッシャーをかけていた。

 フェルスタッペンが18周目終了時にピットインすると、ボッタスもそれに対応するように翌19周目にピットイン。フェルスタッペンの前でコースに復帰した。その後、ステイアウトして先頭に立っていたハミルトンはボッタスよりも速いペースで走りリードを広げると、バーチャルセーフティカー中にピットインしたことでも大きなアドバンテージを得て、首位のままコースに復帰。フェルスタッペンはその時点で3番手に落ち、ペースの上がらないボッタスに引っかかる形となっていた。

 ホーナー曰く、レッドブルは1台しかトップ争いに絡んでいなかったため、メルセデスふたりの戦略をカバーするのは不可能だったという。

「その時点で我々はサンドウィッチされていたようなものだ」とホーナー。

「我々がアンダーカットを狙えば、彼らは後ろにいる方のマシンのピットインを遅らせることができる。我々は両方の選択肢をカバーすることはできない。どちらかひとつを選ぶ必要があるのだ」

「我々はピットストップした後もバルテリのペースは良いだろうと思っていたので、ルイスを倒すことを選んだ。しかし、彼(ボッタス)のペースは良くなかった」

「彼(ボッタス)が多くのミスをしていたので、ルイスにピットストップのウインドウを広げられてしまったが、彼らはなかなか(ピットインを)しなかった。そして彼らはトラフィックに引っかかり始めていたが、そこでバーチャルセーフティカーが出たので、フリーストップ(ポジションを落とさずにピットストップを済ませること)ができたんだ」

 ペースの遅いボッタスに引っかかり、作戦が崩れたフェルスタッペン陣営。ボッタスはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が落としたデブリを拾ったことでフロアにダメージを受けていたのだ。

 しかしながらフェルスタッペンは、ボッタスがリバッツァひとつ目(ターン17)でミスをした隙を突いて、タンブレロ手前でオーバーテイクすることに成功した。ホーナー曰く、ボッタスは迫り来るフェルスタッペンに対してリバッツァふたつ目(ターン18)でブレーキテストを仕掛けたが、フェルスタッペンは冷静にDRSを使ってタンブレロでオーバーテイクを完了させたという。

「バルテリがダメージを受けていて、ルイスに対してアドバンテージを与えてしまっているのは分かっていた」

「だからこそ、マックスは彼にプレッシャーをかけてミスを誘うことが重要だった。そしてそれを成功させたんだ」

「彼(フェルスタッペン)と話をしたんだが、彼によるとバルテリは少しブレーキテストをしたようだ。しかし彼は辛抱強くストレートに入り、DRSを使ってターン2でボッタスをパスした」

「その時までは、レースはうまく進んでいたんだけどね」

 ホーナー代表は、タイヤバーストでリタイアに終わったことを、改めてそう悔やんだ。

 

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