ルクレールにとってF1カナダGPは鬼門? ハミルトンから30秒遅れでフィニッシュ……「得意じゃないんだ」と明かす
フェラーリのシャルル・ルクレールにとって、先週行なわれたF1カナダGPは、キャリア最悪の週末となった。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、F1キャリアで「最も困難な週末」となったカナダGPの結果を分析するため、チームメイトのルイス・ハミルトンのデータを活用する予定だという。
ルクレールはカナダGPの決勝レースで4位に入り、貴重なポイントを獲得した。しかし終始ペースが上がらず、2位に入ったチームメイトのハミルトンから30秒以上も遅れた。
ルクレールが4位を手にできたのは、メルセデスのジョージ・ラッセルがマシントラブルでリタイアしたこと、そしてマクラーレンの2台がスタート時のタイヤ選択を誤り、さらにレース中にもトラブルに見舞われたことが後押しとなったから。ペースの面では、週末を通して苦しんだ。
「本当にひどい週末だった」
ルクレールはカナダGPの決勝レース後にそう語った。
「土曜日の予選後にも言ったんだけど、おそらくこれまでのF1キャリアで最も難しい週末だった。レースを終えても、間違いなくこれまでのF1キャリアで最も難しい週末だったと言える」
「タイヤを適切な温度域に入れることができなかった。もちろんマシンのせいではない。ルイスは素晴らしい仕事をしていたしね。彼にはお祝いを言いたい。僕自身がただ苦戦していただけで、マシンのフィーリングがまったくなかったんだ」
「今週末唯一の収穫……というか良かった点は、ルイスが同じマシンに乗っていたということだ。彼の走りを見て、なぜ自分がこんなにも苦戦したのか、その答えを探れると思う」
「レースの最後15〜20周は、とにかくマシンをゴールまで運ぶために、本来の走りとはかけ離れたものだった。でもその前もとにかく遅すぎた。まったく満足できないよ」
ハミルトンはカナダGPに向け、シミュレータを使わず、今あるデータをしっかりと分析することに集中してきたと語っていた。ハミルトンはシミュレータと実走行データがあまり一致していないと感じており、このような策を採ったという。今季初表彰台を手にした中国GPの前も、同様のアプローチをとっていた。
しかしルクレールの苦戦がこれと関係あるかどうかは分からない。ルクレールはカナダGPの舞台であるジル・ビルヌーブ・サーキットについて、「苦手なサーキット」だと語っている。
「モントリオールはこれまで、僕が特に得意としてきたコースではないんだ」
実際ルクレールがカナダGPで表彰台を手にしたのは、2019年の3位ただ1回のみである。
「メルボルンとここモントリオールのふたつは、僕のドライビングスタイルに合わないんだ。コーナーのリズムが、僕のスタイルには合わないんだよね」
「それに加えて金曜日にはブレーキに問題があり、リズムを掴むことができなかった。土曜日はタイヤの問題が大きかったけど、それは皆同じだからね」
「ルイスに比べて、特に悪い状況だったわけじゃない。でもフィーリングが全く掴めず、リズムに乗ることができなかった」
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