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シーズン開幕を目指すF1にとって最大の課題……各国の検疫にどう対処する?

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シーズン開幕を目指すF1にとって最大の課題……各国の検疫にどう対処する?
執筆:
2020/05/21 7:47

7月上旬のシーズン再開を目指す2020年のF1。しかし、イギリスをはじめ各国の検疫措置にどう対処するのかが、今後世界を転戦していく上で、F1にとっては非常に重要かつ、厳しい課題となっていきそうだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕が遅れている2020年シーズンのF1。そんな中7月にオーストリアで初戦を行ない、タイトなスケジュールでのシーズン実施が目指されている。しかし、イギリス政府がF1に対して検疫を免除しない可能性が高まったことで、予定通りの開催は難しい情勢となりつつある。

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 ただこの類の困難に遭遇するのは、これが最後ではないだろう。新型コロナウイルスに関連する規則や規制は、世界中のあらゆる国で絶えず変化しており、世界を転戦するF1にとって、それに逐一対応することは避けられない。そしてそれらのほとんどは、10チームのうち7つのチームが本拠地を置くイギリス以上に、対処するのは複雑になるだろう。

 イギリス政府がスポーツイベントを検疫の制限から除外しないことを最終的に決定した場合、7月26日と8月2日に予定されているふたつのイギリスGPは、開催が難しいだろう。

 そうなった場合、レッドブルリンクで2レースを開催した後、F1サーカスはドイツに移動し、ホッケンハイムリンクで1〜2レースを開催することになるはずだ。先週報じられたように、ホッケンハイムリンクはレース開催に向けて待機しており、その日程にも柔軟に対応できるとしている。

 このようなスケジュールになった場合、F1とそのサポートレースであるFIA F2、FIA F3のイギリスを拠点とするチーム、F1の運営組織などのスタッフは、約1ヵ月間自宅に帰れないということになる。その後14日間の検疫期間を経て、彼らはようやく家に戻ることができる。

 そして理論的には、チームスタッフはイギリスに帰宅後自宅での自己隔離生活を行なうため、次のグランプリに向かう前に、ファクトリーを訪問することもできないはずだ。

 エンジニアたちはオンラインで会議をすることもできるが、グランプリに帯同しないスタッフだけでどれほどの業務を担うことができるのか、現時点はその見通しは立っていない。

 通常の場合でも、グランプリに帯同するメカニックたちは、レース翌日に月曜日からすぐにファクトリーでの業務に当たるわけではない。しかし、チームの主要なメンバーが不在の際に業務に対処することは、特に小さいチームにとっては重荷となるだろう。

 6月上旬からイギリスでの検疫措置が強化される可能性が浮上したのは、数週間前のことだった。そして当初、この検疫を免除される可能性が高いのは、生活必需品などを配達するトラックドライバーだけだと言われていた。

 しかしそれと同時に、イギリスのボリス・ジョンソン首相は、主なスポーツイベントを再開することで、正常な生活を取り戻す一端とすることも検討していた。F1が検疫の免除を受けられる可能性を見出したのは、そんな理由があったからだ。そしてF1には、シーズンを開始するにあたって、厳格な措置を講じる用意があった。

 F1では、開幕戦の舞台となるレッドブルリンクに向かう人々は、最初に検査を受け、新型コロナウイルス陰性の証明書を手にし、その後2レースを行なう間にも、定期的に検査を受けることになっている。その検査結果を、英国に入国または再入国する際に提示することで、検疫免除の措置を受けようと考えていたのだ。

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 F1は当初、この手法により問題は解決できると確信していたようで、シルバーストン・サーキットとの契約も結ばれていると見られていた。しかしサーキットの代表であるスチュアート・プリングルは、まだ規制の対象になっていることを明らかにしていた。

 イギリス政府は、F1やサッカーなどのスポーツ団体の検疫措置を免除した場合、他の企業や業界が同様の待遇を求め、混乱が生じる可能性を危惧したのだ。

 ただこういったことが、F1との関係性が非常に深く、業界を守ろうという動きもあるイギリスで起きたということは、注目に値することだと言えよう。

 バーレーンやアブダビなどは、レースのプロモーターは事実上政府機関の一員であり、検疫や渡航に関しては、スムーズに特例措置を講じることができるだろう。しかし他の多くの国では、中央政府はF1が何であるかについてさえ多くを知らず、特例措置を交渉できる可能性もごく僅かだ。特に日本とアメリカは、その極端な例と言えるだろう。

 F1のプロモーターおよびビジネス関係のグローバルディレクターを務めるクロエ・ターゲット-アダムスは、開催カレンダーをまとめることを主な業務にしている。そして今回の危機に対処し、修正版のカレンダーをまとめるのは、ほぼ不可能に近い作業だ。新型コロナウイルスのパンデミックがなかったとしても、世界中を転戦するスケジュールをまとめるのは、偉業とも言えることなのだ。

「非常にタイトなスケジュールの中で世界中を回るという点で、ロジスティクスはいつもとても複雑なんです」

 彼女は2018年、motorsport.comに対してそう語っていた。

「これはテレビやイベント実施の人員や運用に関することだけではありません。もっとも重要な部分は各チームです。彼らがサーキットにやってきて、レースができるようにしなければいけないのです」

「常に妥協する可能性があることは知っています。それは工数に関することかもしれませんし、物流に関することかもしれません。しかし最終的には、レースに必要な物資と貨物を、時間通りに輸送するのが我々の役割です。そして効率を高め、人々の疲労を軽減するために、できる限りシームレスに機能する必要があるんです」

「私はそれを、実に複雑なルービックキューブのようだと表現しています。物流の面を管理するのは、本当に大変なことなのです」

 開幕の時期が近づいているように見える今季のF1。しかしそこには、まだ多くの困難が待ち受けているはずだ。

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この記事について

シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper