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分析

F1メカ解説|フェラーリと頂点目指すルクレール、新ステアリングに“こだわり”

フェラーリのシャルル・ルクレールは、SF1000のステアリングホイールに自身のニーズを反映させるため、様々な方法を模索している。

Ferrari SF1000 steering wheel Charles Leclerc

写真:: Giorgio Piola

ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

Analysis provided by Giorgio Piola

 フェラーリで2年目のシーズンを迎えるシャルル・ルクレール。2024年まで同チームとの契約を延長している彼は、ニューマシンのステアリングホイールにこだわりのデザインを採用している。

 上のイラストは、ルクレールが今季使用するステアリングホイールを描いたものである。ホイールの裏にあるクラッチパドルにはソケットが取り付けられており(赤い矢印)、ここに指を入れることでクラッチ操作時の感触を高めようとしている。

 プレシーズンテストで使用されたこのソケットは、開幕戦オーストラリアGPでルクレールが最も効果的な方法でスタートを切れるように、非常に短い期間で試作されたものだ。

 こういったカスタマイズは多くのドライバーが行なっているため、決して目新しい機能というわけではない。ただ、ルクレールが自身のパフォーマンスを最大化するためにあらゆる部分にこだわっていることは確かであると言える。

 また、これらの変更は細部までこだわるとキリがない部分ではあるが、レーススタートやクラッチの配置に関しては、FIAが定めた規則に厳密に監視されている。これは操作するドライバー側も正しく理解をする必要のある分野だ。

 以下のギャラリーは、ここ数年でフェラーリが行なったステアリングホイールのカスタマイズを振り返ったものだ。

ルクレールが2019年に使用したステアリングホイール
 ルクレールはフェラーリ加入初年度の2019年、いたってシンプルなスタイルのクラッチパドルを使用していた。
セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンが使用したステアリングホイール
 フェラーリはこれまでにも、人間工学の観点から、ドライバーがクラッチやその他のパラメーターを利用する際に操作しやすいステアリングを追求してきた。セバスチャン・ベッテルは2017年シーズン、様々なバージョンのクラッチパドルを試し、スタートを最適化しようとした。
キミ・ライコネンが使用したステアリングホイール
 一方で2018年までフェラーリに在籍したキミ・ライコネンは、オーソドックスなウィッシュボーン型のクラッチパドルを採用。よりシンプルな作りのものを使用していた。ある意味で彼らしいスタイルであるとも言える。
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