F1角田裕毅に続け! 新生ホンダレーシングスクール鈴鹿、入校式を実施。元F1ドライバーの中野信治が激励
鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)からホンダレーシングスクール鈴鹿(HRS)と名を改めてから初めての入校式が3月28日に鈴鹿サーキットで実施され、2輪と4輪それぞれの計38名の受講生が参加。元F1ドライバーでバイスプリンシパルの中野信治が激励を送った。
鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)からホンダレーシングスクール鈴鹿(HRS)と名を改め初めての入校式が3月28日に鈴鹿サーキットで実施された。
1992年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・ジュニア(2輪)として産声を上げたレーサー育成プログラムは、その後カート、フォーミュラのスクールも立ち上がり、佐藤琢磨や角田裕毅など、国内外で活躍する多くのトップライダー、ドライバーをモータスポーツ界に送り出してきた。
そして30年の時を経た2022年、その名前を「ホンダレーシングスクール鈴鹿(HRS)」と改名し、新たなスタートを迎えることになった。
3月28日に行われた入校式には、HRS-Moto(2輪)に16名、HRS-Kartに14名、HRS-Formulaに8名の計38名の受講生が参加。Motoの岡田忠之プリンシパル、KartとFormulaの佐藤琢磨プリンシパルは出席できなかったが、KartとFormulaの中野信治バイスプリンシパルが出席。
「スクールに入ったのはゴールではなく、あくまでもスタートラインに立っただけなので、明確な目標を持ち、自身の力で今後の自分の道を勝ち取ってください」と受講生に激励を送った。
HRS-Formulaの受講生のひとり、森山冬星はすでに2021年スーパーFJ鈴鹿シリーズに参戦し、ランキング5位でシーズンを終えた実力派。「スクールを主席で卒業することは決めているので、その先はヨーロッパに渡り、1年毎にステップアップしてF1ドライバーになって、チャンピオンを取ります」と力強く語った。
他にも昨年はスーパーFJで優勝も経験している佐藤樹、全日本カート選手権で活躍してきた洞地遼大、山口大耀、清水啓伸、卜部和久らもHRS-Formulaに入校。世界の舞台で活躍するドライバーとなるべく、スクールでしのぎを削る。
HRS-Formulaはアドバンスクラスとして7月までに5回・10日間のカリキュラムを経てスカラシップ選考会へ進む受講生を絞り、スカラシップ選考会では計3回・6日間のカリキュラムを行ないスカラシップ獲得生が選ばれる。HRS-MotoとHRS-Kartは春休み、夏休み、そして月に1回程度週末も活用して12月までカリキュラムが行なわれ、HRS-Motoに関してはその後スカラシップ選考が行なわれる予定だ。
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