F1
アウディ、F1参戦前から“お家騒動”もヒュルケンベルグは厚い信頼。CEOから直々に連絡「リスペクトがある」
ヒュルケンベルグは、来年から加わるアウディのF1プロジェクトに関して、同陣営の首脳陣から”リスペクト”を感じていると語った。
Ewan Gale
公開日時: 2024/08/20 6:16
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Nico Hulkenberg, Haas F1 Team, puts in his ear buds ahead of the session
写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images
ニコ・ヒュルケンベルグは、来季の移籍を前にアウディF1首脳陣の交代についてゲルノット・ドルナーCEOから電話で知らせを受けたことが「リスペクトを示している」として、アウディがF1プロジェクトにコミットしていると強調した。
アウディは現在のザウバーを買収する形で2026年からF1に新規参戦。現在ハースで戦うヒュルケンベルグは、アウディワークス最初のドライバーとなるべく、2025年からザウバーへ移籍することとなった。
ただ、ここ数週間アウディのF1プロジェクトをめぐっては“お家騒動”が発生。社内で権力闘争を繰り広げたと言われるアウディF1のアンドレアス・ザイドルCEOと取締役会会長のオリバー・ホフマンのふたりが解雇された。
それを受けて、かつてスクーデリア・フェラーリを率いたマッティア・ビノットが最高執行責任者(COO)および最高技術責任者(CTO)に就任。レッドブル・レーシングでスポーティングディレクターを務めるジョナサン・ウィートリーが、新たなチーム代表として加入することとなった。
ヒュルケンベルグはアウディのドルナーCEO本人から連絡を受け、首脳陣の変更について知らされたという。
直接の連絡がどれほど重要だったかを訊かれたヒュルケンベルグは次のように答えた。
「重要かどうか分からないけど、良いことだと思うよ」
「リスペクトを示していると思うし、彼やブランドがどれだけ真剣に取り組んでいるのか、このことを軽視していないか、注意を払っていることを示すモノだ。彼らは何が起こっているのかを理解している。とても良いことだ」
ヒュルケンベルグにとって、アウディのF1プロジェクトを牽引することは、驚くべきキャリアの転機を意味する。
2020年シーズン終了後にルノーから放出されたヒュルケンベルグは、レーシング・ポイント、その後身であるアストンマーティンでリザーブドライバーとして3年間を過ごすこととなった。
ただCOVID-19の大流行によって代役出場の機会を得たヒュルケンベルグは、コース上で印象的な走りを残し、ミック・シューマッハーの後任としてハースからF1復帰を果たした。
Nico Hulkenberg, Haas F1 Team, in the cockpit
Photo by: Sam Bagnall / Motorsport Images
ヒュルケンベルグがF1キャリアを通じて、様々な障壁に直面してきたことは明らかであり、アウディのF1プロジェクトも同様だ。
「大きな挑戦であることは間違いない」とヒュルケンベルグは言う。
「アウディになること、ドイツのメーカーになること、ドイツ人ドライバーであること、そして多くの注目を集めること……それは簡単なことじゃないはずだ」
「でも僕の仕事の取り組み方や定義は変わらない。自分の持てる力を出し切って、マシンの中でも外でも、できる限りをするつもりだ」
「それが僕の好きなことだし、できれば一丸となって成功させたいね」
アウディ陣営への加入はヒュルケンベルグにとって、カスタマーチームであるハースでは得られないチャンスを生み、伸びしろという面でも可能性に満ちている。ただ、マイナス方向に振れる危険性もあるとヒュルケンベルグは警戒した。
「もし上手くいかなければプレッシャーは大きくなるし、スポットライトを浴びることになる」とヒュルケンベルグは言う。
「PR活動も多くなるし、こちら側の要求も高くなる。でも大きなチャンスだし、天井はもっと高いよ」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ウイリアムズ、2026年の新規則導入見据え残り2シーズンのマシン開発計画を統合「今後のアプデが来季のベースに」
次の記事 レッドブルF1ファン垂涎のスマートウォッチ登場! タグ・ホイヤーとのコラボ第2弾。レース情報もお届け
More from
Ewan Gale

クリスチャン・ホーナー、レッドブル製パワーユニット開発体制構築を語る……メルセデスから重要人物を大量雇用。キーワードは「チームB」
F1
F1
シンガポールGP
9 時間前
クリスチャン・ホーナー、レッドブル製パワーユニット開発体制構築を語る……メルセデスから重要人物を大量雇用。キーワードは「チームB」

フェラーリの“積極アップデート”、正反対な戦略のアストンマーティンにはどう映る?「もしやるなら、かなり前から計画しないとね」
F1
F1 3 ヵ月前
フェラーリの“積極アップデート”、正反対な戦略のアストンマーティンにはどう映る?「もしやるなら、かなり前から計画しないとね」

ハミルトン「順位落ちると分かってたら、タイヤ交換しなかった」母国戦はストレスいっぱいのレースに
F1
F1
イギリスGP
3 ヵ月前
ハミルトン「順位落ちると分かってたら、タイヤ交換しなかった」母国戦はストレスいっぱいのレースに

More from
ニコ ヒュルケンベルグ

これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク
F1
F1
シンガポールGP
12 日前
これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク

アウディ、F1イタリアGPで24週間待ったアップデートを投入。一体何が変わった?
F1
F1
イタリアGP
1 ヵ月前
アウディ、F1イタリアGPで24週間待ったアップデートを投入。一体何が変わった?

アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」
F1
F1 1 ヵ月前
アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」

More from
ザウバー

僕が変わったら”ビンタ”して! ボルトレト、F1ドライバーの名声に浮かれず「友達に頼んでるんだ」
F1
F1
バルセロナ シェイクダウンテスト
9 ヵ月前
僕が変わったら”ビンタ”して! ボルトレト、F1ドライバーの名声に浮かれず「友達に頼んでるんだ」

ルイス・ハミルトン、ザウバーからF1デビューの可能性もあった? 創設者ペーターが明かす
F1
F1 9 ヵ月前
ルイス・ハミルトン、ザウバーからF1デビューの可能性もあった? 創設者ペーターが明かす

ボルトレト、アウディワークスF1チームのドライバーとなる”覚悟”「責任は間違いなく増えるだろうね」
F1
F1 9 ヵ月前
ボルトレト、アウディワークスF1チームのドライバーとなる”覚悟”「責任は間違いなく増えるだろうね」
最新ニュース

FIA、コスト管理レギュレーションの変更を承認。F1チームとそれ以外のプロジェクトを完全分離……シナジー効果は”ゼロ”に?
F1
F1 F1
アメリカGP
8 時間前
FIA、コスト管理レギュレーションの変更を承認。F1チームとそれ以外のプロジェクトを完全分離……シナジー効果は”ゼロ”に?

前年ランキング2位から急落……アレックス・マルケスはナゼ苦しんでいる?
MotoGP
MGP MotoGP 8 時間前
前年ランキング2位から急落……アレックス・マルケスはナゼ苦しんでいる?

クリスチャン・ホーナー、レッドブル製パワーユニット開発体制構築を語る……メルセデスから重要人物を大量雇用。キーワードは「チームB」
F1
F1 F1
シンガポールGP
9 時間前
クリスチャン・ホーナー、レッドブル製パワーユニット開発体制構築を語る……メルセデスから重要人物を大量雇用。キーワードは「チームB」

F1とホンダジェット、eVTOLをつなぐ技術と人材の循環 賛否両論”ジョブ・ローテーション”とは一体何か……HRC渡辺社長に訊く
F1
F1 F1 10 時間前
F1とホンダジェット、eVTOLをつなぐ技術と人材の循環 賛否両論”ジョブ・ローテーション”とは一体何か……HRC渡辺社長に訊く
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録