ヒュルケンベルグ、逆さまになる大クラッシュ「初めての経験だった」

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ヒュルケンベルグ、逆さまになる大クラッシュ「初めての経験だった」
執筆: Alex Kalinauckas
2018/11/25 22:55

ニコ・ヒュルケンベルグは、アブダビGP決勝でロマン・グロージャンと接触し、ひっくり返ってしまった事故について振り返った。

 F1アブダビGPの決勝レース1周目、衝撃の事故が起きた。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが、フロアを天に向けてウォールに引っかかるという、派手なクラッシュを演じたのだ。

 このクラッシュは、ハースのロマン・グロージャンとの接触で起きたものだった。ふたりは7番手を争い、ひとつ目のロングストレートを並走。ターン8〜9に差し掛かった。そのターン9で両者のタイヤが接触。ヒュルケンベルグのマシンがひっくり返るようにコース外に弾き出され、マシンのフロアを上にして、コース脇に止まってしまった。

「とても残念な事故だ。でも、レーシング・インシデントだったと思う」

 ヒュルケンベルグはレース後、スカイスポーツに対してそう語った。

「ロマンとターン8で並走していた。僕らはふたりとも、そこでロックアップしてしまった。それで僕はワイドになり、彼はさらにワイドになった。だから僕は、彼がコースオフしたと思い、ターン9のエイペックスを通ることを目指した」

「でも、彼はまだそこにいた。そしてホイール同士が接触し……あとは見てのとおりだ。派手に見えるけど、実際にはそれほどではなかった」

「派手に見えただろうけど、ハードなクラッシュではなかった。大きなGの衝撃もなかったんだ。そういう点では、問題はなかった」

「でも残念だ。この週末、長いことかけて組み立てて来たのに、すぐにレースが終わってしまったのだから。そういう時は、受け入れるのはとても難しく、苛立たしい」

 ヒュルケンベルグは、ひっくり返ったマシンに、しばらく取り残されていた。しかしマシン後方から上がった火を消火したマーシャルらの力で上下正しく戻され、そして救出された。

 今季から導入されたハロが、マシンから脱出するのを妨げたのではないかと尋ねられたヒュルケンベルグは、「ハロが僕の脱出を阻止することになったかどうか、正直に言って分からない」と話した。

「僕の右側には、バリヤがあった。でも、小さな隙間もあったんだ」

「逆さまになっている時は、すべてのことがいつもとは大きく異なっているように感じる。だから、ボタンやそのほかのモノを見つけるのは簡単じゃない」

「こういう形になったのは、僕にとっては初めての経験だった。僕はただ、緊張して座って、マーシャルを待っているだけだった。でも彼らは迅速に対応し、僕を連れ出してくれたんだ」

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