ヒュルケンベルグ、2021年のF1復帰なるか。複数チームと”話し合い”中
ニコ・ヒュルケンベルグは、2021年にF1で何らかの役割を担う可能性について、いくつかのF1チームと話し合っていると述べた。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
F1第4戦イギリスGPで、新型コロナウイルスに罹ったセルジオ・ペレス(レーシングポイント)の代役としてF1に復帰したニコ・ヒュルケンベルグ。彼は2021年に向けて、複数のチームと話し合いをしているようだ。
ヒュルケンベルグは、イギリスGPで予選13番手となったものの、クラッチのトラブルによりパワーユニットが起動できず、決勝レースは出走できなかった。
今週末の第5戦F1 70周年記念GPでも、ヒュルケンベルグがペレスの代役として待機している。しかしペレスの隔離期間は終了しており、新型コロナウイルス検査の結果が陰性なら、ペレスがF1パドックに戻ってくる可能性がある。
ヒュルケンベルグは、自身の将来について確実な進展はないと述べているものの、今後の数週間でニュースがあるかもしれないと示唆した。
「僕はチーム代表など、F1業界のかなりの数の人々と連絡を取り合っている。僕たちは知り合いだからね」
「カジュアルな雑談もあれば、将来について話していたりもする。だから言うまでもなく、交渉や話し合いはしている」
「しかし、まだ具体的なことは何もない。もう少し具体的でしっかりしたものになるためには、まだ数週間かかると思う」
「F1以外については、正直に言ってまだはっきりしていない。一歩ずつ進み、状況がどう変化するか、数週間後にどうなっているか見ていこう」
ヒュルケンベルグは、70周年記念GPへの出場は、自身の将来に対して悪影響を及ぼさないと考えている。
「もちろん強力な結果が出せれば、それは優れた宣伝になる。でも、出場すること自体が常に有効なことだと分かっている」
「みんな、特にチーム代表はひとつのイベントだけを見て判断しているわけではない。今回のような状況にある時はなおさらだ」
「もちろんレースに出ることができれば良いし、素晴らしいレースがしたい。もし僕がクルマに乗れるなら、チームをできる限り助けられるよう、良い代役を務めたい。その後で状況が整理されると思うが、それは別の問題だ」
「もちろん、クルマに乗ってそれを味わった後だから、レースに出られなければ少しがっかりするだろう。でも僕が、チェコ(ペレス)の一時的な交代要員だというのは明らかだった。それが1レースになるか2レースになるかは分からない。彼がメインのドライバーであり、彼が再びレースできるなら彼がドライブすることになるだろう」
ヒュルケンベルグは決勝を走ることができなかったものの、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ヒュルケンベルグの起用はレーシングポイントにとって良い選択だったと評した。
「評判が良かったのを聞いたり読んだりするのは個人的に嬉しい」と、ヒュルケンベルグは語った。
「それが僕の将来に対して、それほど大きな役割を果たすことはないと思う。だけど僕は、与えられた状況でできることをやった。それはよくできたと思う」
「もちろん、もっとよくできたところはあったと思う。それが普通だし、全体的にはOKだった」
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