分析
F1 ハンガリーGP
F1メカ解説|高温&低速のハンガロリンクに、どう対応する? 各チームが持ち込んだ空力パッケージ:ピットレーン直送便
常設サーキットの中では低速の部類であるハンガロリンク。そのハンガロリンクで行なわれるハンガリーGPに向け、各チームが持ち込んだ空力パーツをチェック。アップデートを投入したチームもある。
Matt Somerfield Giorgio Piola
編集: 2023/07/27 21:17
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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
Analysis provided by Giorgio Piola
Alpine A523 front wing detail
Photo by: Giorgio Piola
アルピーヌは、ハンガリーGPに斬新なデザインのフラップを搭載したフロントウイングを投入した。このフラップは後端部分が波状になっており、必要な量のダウンフォースを獲得しつつ、気流を車体の両側に向けて流す”アウトウォッシュ”の観点からの有益なデザインになっているようだ。
Red Bull Racing RB19 technical detail
Photo by: Giorgio Piola
レッドブルは、ハンガリーGPにサイドポンツーンを改良したRB19を持ち込んできた。以前のモノよりも、そのインレットが広く薄くなっているのが一目瞭然である。これはサイドポンツーンのアンダーカットに大きく影響を及ぼしているはず。またこのデザインを活用するために、内部のダクトにも変更が加えられている。
Mechanics work on a Red Bull Racing RB19
Photo by: Steven Tee / Motorsport Images
レッドブルはフロントウイングにも改良を加えてきた模様。フロントウイングのフラップ後端の内側にガーニーフラップが追加されている。
Mercedes W14 rear wing
Photo by: Giorgio Piola
メルセデスは、アルピーヌやアストンマーチンを追従し、リヤウイング翼端板とフラップの結合部に金属のインサートを使用。これで構造を補強し、より大きなカットアウトを可能にした。
Ferrari SF-23 nose detail
Photo by: Giorgio Piola
フェラーリは、フリー走行1回目に備え、大型のカメラポッドを準備している。これによりフロントウイングのたわみ具合を撮影しようとしていると思われる。
Ferrari SF-23 floor detail
Photo by: Giorgio Piola
SF-23のフロアを準備するフェラーリのメカニックたち。その際、フロアフェンスの細かい部分をたっぷりと見せてくれた。
Mercedes W14 front wing
Photo by: Steven Tee / Motorsport Images
メルセデスのガレージの前に並べられたフロントウイングとノーズのアッセンブリー。ここには様々な仕様が映っており、チームにそれだけ多くの選択肢があることを示している。最新バージョンは、並べられた中で一番前のモノだ。
Alpine A523 technical detail
Photo by: Giorgio Piola
アルピーヌは、FP1に向けて気流のデータを多く取得できるよう、リヤタイヤ前に計測装置を装着している。
Mercedes W14 rear
Photo by: Giorgio Piola
メルセデスW14の後方からの1枚。リヤウイングのメインプレーンとフラップはもちろん、ビームウイングやディフューザーもしっかりと観察することができる。
Ferrari SF-23 side cooling
Photo by: Giorgio Piola
フェラーリの冷却ルーバー。ハンガリーGPは時期的なモノもあり高温になる可能性が高く、かなり大型のルーバーが開けられている。各ルーバーにそれぞれ異なる角度がつけられているのも注目すべき部分だ。
Ferrari SF-23 diffuser
Photo by: Giorgio Piola
フェラーリSF-23を後方から撮影した写真。上記のルーバーだけでなく、エキゾーストやマシン後部の冷却用開口部など、ハンガリーGPに合わせた冷却設定を確認することができる。
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