「彼が出ていくまで話さない」F1日本GPのメディアデーで緊張走る。フェルスタッペンが因縁のイギリスメディアを取材拒否
F1日本GPの木曜日では、マックス・フェルスタッペンがイギリスメディアの取材を拒否するという一幕があった。
写真:: Marcel van Dorst / EYE4images / NurPhoto via Getty Images
3月27日(金)から走行が開始されるF1日本GP。走行前日の木曜日はメディアデーとして、各ドライバーやチーム関係者の取材の時間が設けられるのだが、4度のF1王者マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のメディアセッションは冒頭から緊張感に包まれた。
「ちょっと待って。彼が出ていくまで話さない」
最初の質問者が発言を始めた時、フェルスタッペンはそれを遮るように口を開いた。これはイギリスの『The Guardian』の記者のことを指していた。
当該の記者は、昨年のアブダビの一件を受けてのことかと尋ねていたが、フェルスタッペンは短く「そうだ。出ていってくれ」と答えた。両者の因縁は昨年の最終戦アブダビGPの決勝後記者会見に遡るようだ。
フェルスタッペンは昨年、後半戦に猛烈な追い上げを見せてマクラーレン勢とタイトルを争った結果、ランド・ノリスにわずか2ポイント差で敗れた。そして最終戦後の記者会見で当該の記者は、スペインGPでジョージ・ラッセル(メルセデス)と接触してペナルティを受けたことを後悔しているかと尋ねた。ペナルティで順位を落としていなければ、タイトルに手が届いていたのではないかというニュアンスだ。
しかし当時のフェルスタッペンはこれに強く言い返した。
「今年僕に起きた他のことは全部忘れたんだね。君はバルセロナのことだけを挙げるけど」
「こういう質問が来るのは分かってたよ。今だって、ニヤニヤと馬鹿げた表情をしているね」
「どうだろうね。まあ、最終的にはそれもレースの一部だよ。選手権は24戦あるんだ。それに後半戦では、僕に“早めのクリスマスプレゼント”がたくさん転がり込んできたこともあった。だから、そこについても同じように疑問に思ってもいいはずだ」
このように、マクラーレン勢が後半戦に自滅したことを皮肉るような表現を用いたフェルスタッペン。というのも、彼はイギリスメディアが自分に批判的な偏った報道をしているという意識が強いようで、そこに対する嫌悪感を隠していない。以前はSky Sports F1の取材をボイコットしたこともあった。
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