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今は誰にも予測できない……新型コロナウイルス感染拡大がF1チームに及ぼす影響

アルファロメオF1のチーム代表であるフレデリック・バスールは、現在の新型コロナウイルスの危機はF1チームにどれほど深刻な影響を及ぼすかは誰にも分からず、コストの削減と仕事を守ることについて、話し合いを続けていると語る。

Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C39

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っている。このため2020年のF1は、シーズン序盤8戦が延期もしくは中止されることが決まっており、ウイルスの世界的な状況が落ち着かなければ、開催スケジュールにさらなる影響が及ぶことも予想される。

 レースの開催数が減れば、分配金やスポンサー収入の減少など、チームの財政に大きな影響を及ぼす可能性がある。すでにファクトリーの閉鎖時期が前倒しされ、その期間も延長されているが、チームがこの難局を乗り越えるには十分ではない可能性がある。

 アルファロメオF1のチーム代表であるフレデリック・バスールは、今後事態がどう進展していくか、それが不透明であることが、今のところ全ての人にとって最も難しいことだと語った。

「問題は、この危機がどれほど深刻なモノになるのか分からないということだ」

 バスールはそうmotorsport.comに対して語った。

「モントリオールから、シーズンを始められるかどうかも分からない」

「今の状況、そして今シーズンがどうなるかということを、明確に理解するのは少し難しい。我々は力強く、まともなシーズンを組み立てようとしている。しかし、どうなるかは誰にも分からない」

「結局のところ、チームにどんな影響があるのか、それを想像するのは難しい。我々は反応できるようにしなければいけない。我々はまともな計画を組み立てることに取り組んでいるし、プランBやプランCなど、様々な選択肢を持つようにしている」

「最終的には当局による決定がますます重要になっていくことを理解する必要があるし、今のような状況を管理しなければいけない」

 マクラーレンは、報酬のカットを行なったり、危機が過ぎ去るまでの間従業員を一時的に解雇するなど、コスト削減計画をすでに実施している。しかしバスール代表は、いかなる規模のチームであったとしても、厳しい状況に晒されることになるだろうと語る。

「最初に、大きなチームの状況よりも、自分たちのことに集中している」

 ワークスチームでさえ、現在の状況に苦しむ可能性があるのではないかと尋ねられたバスール代表はそう語った。

「彼らの状況は正確には分からない。でも、誰にとっても同じだと思う」

「全ての自動車メーカーが危機に瀕している。そして世界中で多くのパブやバーも閉鎖されているため、レッドブルの売り上げも昨年よりも少ないだろう」

「この危機は、誰にとっても同じだ。でも、それに対応しなければいけない。我々は全体で対応しなければいけないんだ。誰が最も影響を受けているのかということではない。解決策を見つけることが重要なんだ。我々は全体的に影響を受けている。それに対する力強い対応を見つけ、そして堅実なことをしていかなければいけない」

 バスール代表は、現在のチームの状況について、スポンサーと話し合っていることを明かした。

「我々はスポンサーと連絡を取り合っている」

 そうバスール代表は説明する。

「確かに、現在の状況に満足している人は誰もいない。私のビジネス、私の仕事、私の情熱は、レースをすることだ。家にいることじゃない」

「私は家族のことを愛しているが、半年も家にいることはしたくない! しかし今の状況を理解する必要があるし、スポンサーのことも考えなければいけない。スポンサーだけではなく、他の危機についても対処する必要があるんだ」

「我々はスポンサーと連絡を取り合っているし、状況を説明しようとしている。そして、まともな開催カレンダーを組み上げるために取り組んでいるという事実は、状況が改善すればすぐに開幕することができるということを意味している。でもそれがいつになるのか、我々には見えていない」

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