メキーズさんの“出世”から、恩恵期待? アイザック・ハジャー「“役に立つ”とは言えるよ(笑)」
アイザック・ハジャーは、レッドブルの代表人事が自身に与える影響について軽視しつつ、関係の深いローレン・メキーズの昇格が自身の将来にとって「役に立つかもしれない」と冗談交じりに語った。
Isack Hadjar, RB F1 Team
写真:: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images
レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、同チームの代表だったローレン・メキーズがレッドブルの代表に“出世”したことは、自分の将来のキャリアに役立つかもしれないと冗談めかしながらも語った。
レッドブルはイギリスGP後に、これまで20年以上チームを率いてきたクリスチャン・ホーナー代表を解任。その後任には、姉妹チームであるレーシングブルズの代表を務めていたメキーズを起用した。なおレーシングブルズの新代表にはアラン・パルメインがチーム内から昇格している。
2025年にF1へデビューしたばかりのハジャーではあるが、こうした自陣営の変化がチームにどんな影響を与えるか、見解を問われた。とはいえ、パルメインはチーム内からの昇格で既に緊密な仕事をしてきたため「体制が大きく変わることはないだろう」とハジャーは考えている。
「変わらないんじゃないかな」とハジャーは言う。
「アランはここ2年ほどローレンのすぐ下の立場(レーシング・ディレクター)だったから、チームのダイナミクスが変わることはないと分かっている。正直に言うと、ローレンよりも技術的な面ではアランと多く仕事をしてきたと思う。彼は本当に優れたエンジニアだからね」
そしてホーナーが解任されたことについては、次のように見解を語った。
Laurent Mekies, Red Bull Racing CEO
Photo by: Red Bull Content Pool
「クリスチャン・ホーナーの退任は確かに大きな出来事だ。でも正直に言うと、今の自分にとってそれが何かを変えるわけではない。アランはよく知っている人物だ。あまり目立たないけれど、これまでのチーム運営において非常に大きな存在だった」
「彼は僕のレースエンジニアの次くらいに、最も多く一緒に仕事をしてきた人物だ。マシンのセットアップに関する最終決定を下すのも彼だ。ローレンとも非常に近い関係だった」
「ローレンはこの2年間でとても堅固な体制を築き上げてきた。そして今、彼はその体制を引き継ぐ立場にある。だから、チームとしても、自分のアプローチとしても、何かが変わることはないはずだ」
ハジャーは今季デビューながらも順調な走りぶりを見せ、将来的なレッドブル昇格の可能性が示唆されてきた。そこにレーシングブルズで共に働いていたメキーズがレッドブル新代表となれば、その関係が有利に働くことも考えられる。
「僕たちは本当に親しい関係だったし、彼は今でも近くにいる」とハジャーは述べた。
「もし彼と仕事をすることになったら、絶対にやりやすいのは間違いない。お互いに馴染みがあるから」と彼は冗談交じりに語り、「だから、そうだね、“役に立つ”とは言えると思うよ」と笑った。
さらにハジャーは笑いながらこう付け加えた。
「役に立たないわけがないよ、確実にね。あと12戦あるから、プッシュし続けないと」
「結局のところ、いつだって“前戦でどれだけ良かったか”がすべてなんだ」
なおハジャーはホーナーとの関係について訊かれると、アドバイザーのヘルムート・マルコが主な相手だったため、ホーナーとの関わりは薄かったと明かした。
「僕は常にヘルムートと緊密に取り組んできた。クリスチャンとは短いやりとりだったね。レッドブルのマシンに乗らなくちゃいけなかったなら、当然彼と時間を共にしていただろう。でも僕がキャリアを積み上げていく中で関係を築いていたのはヘルムートだ」
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