角田裕毅の後任ハジャー、その未来はレッドブルの哲学次第?「2台目を戦いに加えるのかどうか……今年は極端な例だったね」とチャンドック
カルン・チャンドックは、アイザック・ハジャーがマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして長期的に成功できるかどうかは、2026年に向けてレッドブルがどのような哲学的方向性を選ぶかに左右されると語っている。
2026年から角田裕毅に代わり、レッドブルのドライバーとしてF1に参戦するアイザック・ハジャー。F1参戦2年目でトップチームに昇格する彼はどんなパフォーマンスを見せるのか? 元F1ドライバーで解説者のカルン・チャンドックが見解を述べた。
レッドブルはこれまで、4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンと同等のパフォーマンスをマシンから引き出せるチームメイトを見つけるのに苦労していた。不振が目立つようになっていたセルジオ・ペレスが2024年をもって解雇され、翌年からリアム・ローソンが後任として昇格したが、ローソンはわずか2戦で角田に交代に。しかしその角田も苦戦が続いた。
そして次なるフェルスタッペンのチームメイトはハジャーだ。彼はレーシングブルズでのF1デビューシーズンに表彰台を獲得するなど印象的な活躍を見せて昇格を手繰り寄せた。ただチャンドックは、彼の将来はレッドブルの「哲学」次第であると考えている。彼はSky Sports F1の番組でハジャーが前任者たちと同じ未来を辿る可能性について聞かれ、次のように答えた。
「最終的には、レッドブルの哲学的な決断に行き着くと思う」
「彼らはコンストラクターズチャンピオンを狙っているのか? もしそうなら、ふたりのドライバーが乗れるマシン、つまり両方がポイントを稼げるマシンを開発する方法を見つけなければならない。マックスはドライバーズタイトル争いでチャンピオンとわずか2ポイント差まで迫ったが、コンストラクターズでは大きく引き離された」
「彼らがドライバーズタイトルの名誉を重視するなら、マックスに全力を注ぐことで、マクラーレンが抱えているようなチーム内バトルや、そのマネジメントの問題は起きない」
「だからあとはレッドブルの経営陣がどのような哲学で決断を下すかだ。2台目のマシンを戦いに加えたいのかどうかだ。今年は、その点で極端な例を見たと思う」
さらにチャンドックは、こう続ける。
「もうひとつの“タラレバ”として、もし今年2台目のレッドブルの調子が良ければ、今年タイトルが獲れなかったマックスがどうなっていたかだ。仮にマックスが勝った時にユウキが2位になるレースが数回あれば、(マクラーレンの)ランド・ノリスやオスカー・ピアストリのポイントをさらに削れたはずで、それがチャンピオンシップに十分影響した可能性がある」
「だから彼らは何かを変える必要がある。ドライバーズタイトルだけを狙うにしても、セカンドドライバーがもっと快適にマシンに乗れるようにする必要があると思う。少なくとも、マックスを打ち負かす必要はないが、2021年のチェコ(ペレス)のように、定期的に表彰台に上がれるレベルでなければならない」
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