イスタンブール・パーク、“ぬるぬる”路面とは決別。ノリス「去年とは別物サーキット」

F1トルコGPの舞台であるイスタンブール・パークについて、マクラーレンのランド・ノリスはグリップが大幅に改善したことで2020年とは”別物”のサーキットに変貌しているように感じられると語った。

イスタンブール・パーク、“ぬるぬる”路面とは決別。ノリス「去年とは別物サーキット」

 F1第16戦トルコGPが開催されているイスタンブール・パークだが、2021年は昨年とは“別”のサーキットのように感じられていると、ランド・ノリス(マクラーレン)は語っている。

 イスタンブール・パークでのF1開催は昨年、新型コロナウイルスのパンデミックによるスケジュール変更の影響で、2011年ぶりに復活した。しかし昨シーズンは路面の再舗装が終了した直後の開催で、路面からは油分が浮き、グリップレベルが非常に低い状態での走行を余儀なくされた。

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 2021年のF1開催に向けて、サーキット側は高圧水流による表面の処理を実施し、そうしたグリップの問題が再発しないように改善を試みていた。

 実際、その試みは成功したようで、金曜日のフリー走行でドライバーがコースへ向かうと、FP1の出走当初からグリップレベルは昨年から大きく改善されていると、続々と報告が入った。

 マクラーレンのランド・ノリスは、そのグリップの変化は昨年経験したサーキットからは“別世界”かのようなフィーリングだと表現している。

「昨シーズン僕らが経験したものとは、かなり違っている」と、ノリスは言う。

「去年よりも5~6秒速いような感じなんだ。全く別のサーキットのようだよ。凄く良いし、良いチャレンジになる」

 実際ノリスが話すように、タイムは昨年から大幅に向上している。FP1トップとなったハミルトンが記録したタイムは1分24秒178だが、昨年のFP1トップタイムは1分35秒077(マックス・フェルスタッペン/レッドブル)だったのだ。

 10秒近いタイムアップを果たしたハミルトン。彼はこの経験について次のように語っている。

「ああ、もう凄く違っていた。去年は真新しい舗装で、油分が滲み出てきていたと思うけど、それが取り除かれたんだ」

「それでも僕は今日出ていったときには、どうなるか予想はつかないなと思っていた。でも、以前だったらまず無かったグリップを得られたんだ」

「グリップの高さは強烈で素晴らしいものだった。以前よりもすごくドライブするのが楽しいコースになったよ」

 ただグリップの大幅な改善は、各チームに昨年とは大きく異なったセットアップを要求することになり、その点は頭痛の種となってしまった。

 ハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスはその点についてこう語っている。

「しっかりとしたグリップがあって、カレンダーの中でも最高のグリップがあるコースに入ると思う。おかげでコースが楽しくなるよ」

「その事で、マシンのセットアップでは去年と比べてかなり違ったアプローチが必要になった。1日を通じて再調整が必要だったんだ」

「今日も主な目的はバランスをとって適応することだった。始まった段階ではちょっと離れていたけど、それはみんなが同じだと思う」

「でもFP2ではフィーリングはもう結構良くなっていたし、マシンにも大きな問題は無かった。強力なレースウィークにできると感じているよ」

 

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