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予選Q3の“茶番劇”に関してFIAが審議中。多数のグリッドペナルティも?

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予選Q3の“茶番劇”に関してFIAが審議中。多数のグリッドペナルティも?
執筆:
2019/09/07 17:40

FIAは、イタリアGPの予選Q3で起こった混乱について、審議を行っているようだ。

 F1第14戦イタリアGPの予選Q3は、“茶番劇”とも言える近年稀に見る奇妙なセッションとなった。

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 イタリアGPが開催されるモンツァ・サーキットは、F1カレンダーの中で最もストレートスピードが重視されるサーキットのひとつと言える。そのため、各車は先行車のスリップストリームを有効活用することで、ストレートスピードを稼ぎたいという思惑があった。

 結果的にQ3終盤では各チームが互いに牽制しながら、残り2分弱というギリギリのタイミングで一斉にコースインし、最終アタックへと向かっていった。

 コースに出てからも牽制は続いた。先頭でコースインしたニコ・ヒュルケンベルグが第1シケインをオーバーランすると、その後ろにつけていたランス・ストロール(レーシングポイント)は彼を追い越さないようにスローダウン。その後ろのマシンも同じく隊列の先頭に出ることを嫌がりスローダウンしたため、たちまち大渋滞となった。

 各々がベストなボジショニングでアタックに入ろうと、スロー走行で様子を伺った結果、時間は刻々と過ぎていき、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とカルロス・サインツJr.(マクラーレン)を除いた全てのマシンがコントロールラインを越える前にチェッカーフラッグを受けてしまった。これはすなわち、最後のタイムアタックに間に合わなかったことを意味する。

 こういった現象はFIA F3の予選でも起こっていた。F3は30台という大量エントリーに加えて、F1のようなノックアウト方式ではなく30分1セッションの計時方式をとっているため、予選終盤には十数台による大渋滞が発生。各車とてもタイムを更新できるような状態ではなく、なおかつ危険であったことから、セッションは数分を残して赤旗終了となっていた。その後、実に17台ものマシンにスロー走行によるグリッドペナルティが科され、レース1のグリッドは大シャッフルされる結果となった。

 FIAはF1ドライバー各位に、予選でのスロー走行がF3同様ペナルティの対象となる可能性を告げていた。そして予選終了後、Q3最終盤の一件が審議中であることを明らかにした。

 最終的にポールポジションを獲得したルクレールは「ポールには満足しているけど、最後にゴタゴタが起こってしまったことは残念だ」とコメントした。

 ストロールは今回の予選を“コメディ”のようだったと表現した一方で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は前戦ベルギーGPでの自身のコメントを復唱し、スリップストリームを得るためにスロー走行をすることは安全でないことを改めて主張した。

「現在のシステムはクレイジーだ」とハミルトンは語った。

「全員が(他車の)後ろについて良いポジションを得ようとして、時間切れになった。おもしろいよ。最初のアタックでポールポジションが決まって、僕たちは時間切れなんだから」

「アウトラップは僕たち全員にとって危険なものだった。みんなスローダウンしていたので、各々誰が近くにいるのか分からなかった。リスキーだったよ」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第14戦イタリアGP
サブイベント QU
執筆者 Jonathan Noble