イタリア決勝:フェラーリ聖地でハミルトンが逆転優勝。ライコネン2位

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イタリア決勝:フェラーリ聖地でハミルトンが逆転優勝。ライコネン2位
2018/09/02 15:12

F1イタリアGPの決勝レースが行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが今シーズン6勝目を飾った。

 F1第14戦イタリアGPの決勝レースが行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが今シーズン6勝目、通算68勝目を飾った。

 今回はマーカス・エリクソン(ザウバー)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)らがパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティで後方からのスタートに。またヒュルケンベルグには、前戦でスタート直後の接触を引き起こしたとして10グリッド降格ペナルティも科されている。

 グリッド上はケビン・マグヌッセン(ハース)、シャルル・ルクレール(ザウバー)、エリクソン、リカルドがソフトタイヤで、それ以外のドライバーはスーパーソフトタイヤでのスタートとなった。

 先頭のキミ・ライコネン(フェラーリ)がスタートを決め、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がぴたりと背後につけてターン1に向かう。ライコネン、ベッテル、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とポジションは変わらなかったが、ターン4からターン5にかけてベッテルとハミルトンが接触してしまった。ハミルトンは2番手にポジションを上げるが、一方でベッテルはスピンを喫し、さらにはフロントノーズにダメージを負ってしまい早くもピットへ向かった。彼らの接触はレース中に審議が行われ、お咎めなしとなった。

 後方でも接触が起きており、数台のマシンがコースアウトしていた。またブレンドン・ハートレー(トロロッソ)がスタートで2台に挟まれてしまい、右フロントタイヤがバースト。そのままオープニングラップでリタイアとなった。

 これらの混乱によりセーフティカーが導入された。4周目にレースが再開されると、ハミルトンがメインストレート上でライコネンをオーバーテイク。しかし直後にライコネンがポジションを奪い返すと、サーキットに詰めかけたティフォシから大歓声が上がった。

 先頭のライコネンは、ハミルトンと1秒前後の差を保って周回を続ける。彼らはファステストラップをマークし合い、3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との差を広げていった。

 後方ではポジションを落としたベッテルが、リカルドとポジションを争いながら上位復帰を狙う。コース上では至るところで激しいポジション争いが繰り広げられており、リカルドをパスしたベッテルは他車のポジション争いに絡みながら順位を上げていった。ただベッテルは、無線でマシンバランスの不具合を訴えていた。

 4番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、前を走るフェルスタッペンとのギャップを徐々に縮めていく。しかしこの時点ではフェルスタッペンがポジションを守った。

 21周目の終わりにトップのライコネンがピットインし、ソフトタイヤに交換してコースに戻った。ハミルトンのピットでもタイヤ交換の準備が完了していたが、ピットインはせず……逆にペースを上げてピットストップ後の逆転を狙った。

 そのハミルトンは29周目にピットイン。これでまだタイヤ交換を行っていないボッタスがトップに浮上し、ライコネンが2番手。ハミルトンは3番手でコースに復帰した。ボッタスがライコネンを抑え続ける中、33周目にはついにハミルトンがライコネンに追いついた。

 ライコネンとハミルトンのギャップは、レース前半と同様に1秒前後に。またその後方では再びフェルスタッペンと、ピット作業を行い後方に下がったボッタスがポジションを争う。44周目、ターン1で両者は並びかけたが接触してしまい、ボッタスはエスケープゾーンの通過を強いられた。なおこの件については、フェルスタッペンに5秒のタイムペナルティが科された。

 翌45周目、メインストレートでライコネンの背後に迫ったハミルトンがターン1でオーバーテイクを完了させ、ついにトップへ浮上。その後はあっという間に大きなギャップを築いていった。

 トップに立ったハミルトンは独走態勢のまま最後まで走りぬき、今シーズン6勝目を飾った。ライコネンはピットストップ直後からハイペースで飛ばしていたため、早い段階で左リヤタイヤにブリスターが生じてしまっていた。彼はオーバーテイクを許した後もペースが上がらず、8秒以上遅れて2位でレースを終えた。

 彼らの後ろでは、ペナルティを受けたフェルスタッペンにボッタスが迫った。ペナルティに不満を抱くフェルスタッペンはボッタスからポジションを守ろうとするが、その間に2回目のタイヤ交換を済ませたベッテルがボッタスに近づき始めた。結局ポジションを守ったフェルスタッペンは3番手でチェッカーを受けることができたものの、ボッタスが3位、ベッテルが4位で、5秒のタイム加算を受けたフェルスタッペンは5位となった。

 レース後半もコース上各所でポジション争いが展開された。ロマン・グロージャン(ハース)とエステバン・オコン(レーシングポイント・フォースインディア)の6位争いはグロージャンに軍配が上がり、オコンは7位に。8位にはオコンのチームメイトであるセルジオ・ペレスが入り、9位にカルロス・サインツJr.(ルノー)、10位にランス・ストロール(ウイリアムズ)となった。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは15位でレースを完走した。

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シリーズ F1
記事タイプ レースレポート