アントネッリが「無敵と思い込むと危険」ビルヌーブ、19歳ポイントリーダーに忠告
1997年F1チャンピオンのジャック・ビルヌーブは、2026年シーズンのランキング首位に立つアンドレア・キミ・アントネッリに対し浮かれることなく冷静に行けと助言した。
2026年のF1タイトル争いをリードするアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)に対し、1997年王者のジャック・ビルヌーブは冷静さを保つべきだと語った。
今年がF1参戦2年目のアントネッリは、第2戦中国GPで初優勝を果たすと、日本、マイアミと3連続ポール・トゥ・ウィンを記録した。絶好調で乗り込んだカナダGPではチームメイトのジョージ・ラッセルが復調し予選とスプリントレースでは先行を許してしまったものの、決勝でラッセルがマシントラブルでリタイアしたこともあり、4連勝を達成……タイトル争いのリードを43点と大きく広げた。
事前のラッセル優位という予想を覆し、今季のタイトル候補最右翼となっているアントネッリ。彼に対し、1997年王者のビルヌーブは冷静さを保つことが重要だと説いた。
「彼は冷静さを保ち、自分への過剰な評判を信じ込みすぎてはいけない」
「そうするのはとても危険なんだ。自分が無敵だと思ってしまった時にこそ、ミスが起きる。今日の(ラッセルの)ようにリタイアしたり、クラッシュして25ポイントを失ったりしてしまえば、ポイント差は大きく動く。そうなると突如として自らに疑念を抱き始めることになってしまう」
「それが大きなリスクなんだ。今、彼は1周1周を限界まで追い込んで走っている。『おお、よくコースに留まっているな』と思うほどだが、全てが順調に進んでいる。だが、永遠にそれが続くわけではないだろう。だからこそ、何かひとつでも上手くいかなくなったとき、彼がどう反応するかが鍵になる」
「ただ今のところ、彼はジョージよりも速い。完全に抑え込んでいる。チームとしてはジョージが目を覚まし、そして自分のことをまた信じ始めるのが大事になるだろう」
なおビルヌーブはアントネッリがチャンピオンシップのことを意識していると思うかと尋ねられると、次のように語った。
「もちろん。シーズンはジェットコースターのようなものだ。すべてが順調な時期もあれば、突然何かがうまくいかなくなることもある」
「1~2レースで調子を崩すこともある。そこが危険なんだ。人々は『もう優勝は無理だろう』と思うようになる。そうすると、ライバルもそれを信じ始めて、まさにジェットコースターのような展開になる。だから、どうなるか様子を見よう」
【PR】2026年のF1™を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。