F1 オーストリアGP

俺はウイリアムズF1に骨を埋めるぞ! 名門復活に燃えるボウルズ代表、“古巣”メルセデスでのウルフ後任説を否定

ウイリアムズでチーム代表を務めるジェームス・ボウルズは、「キャリアの残り」を現在のチームで過ごすことを望んでおり、古巣メルセデスに代表として戻ることは考えていないようだ。

Lydia Mee

公開日時: 2025/07/02 23:41

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James Vowles, Team Principal, Williams Racing

写真:: Andrew Ferraro / Motorsport Images

 F1オーストリアGPを前に、ウイリアムズはチーム代表を務めるジェームス・ボウルズと長期契約を結んだ。ボウルズ代表としても今後のキャリアを通してチームに貢献することを望んでいるようだ。

 かつてメルセデスF1の戦略ディレクターを務めたボウルズは、2023年シーズンからウイリアムズにチーム代表として加入。80年代、90年代に黄金期を築きながらも直近5年近くはグリッド後方に沈んでいた名門を引き上げるため、組織改革に尽力してきた。

 激しい中団争いに揉まれるウイリアムズだが、力強い成長曲線を描いている。オーストリアGPを終えた時点でチームは2024年シーズン全体を上回る55ポイントを稼ぎ、コンストラクターズランキング5番手につけている。

 ボウルズ代表はオーストリアGPの際、ウイリアムズと契約延長を結ぶという決断について「まったく難しいものではなかった」とmotorsport.comを含むメディアに語った。

「ここは本当に居心地が良い。そう感じるよ……メルセデスでの時間も大好きだった。メルセデスはファンタスティックな場所だけど、ここがホームのように感じる」

「そして、何よりも最初に行なうべきは、僕がチーム代表ではなかったことを認識することだ。だから、これは大きなステップアップだった。そして、問題なかったという証拠を目にしていると思う(笑)」

 そしてボウルズ代表はこう続けた。

「次のステップは、世界チャンピオンになることだ。これまでの取り組みがモノを言う。我々全員がそうなりたいと思っていて、その点で一致団結していると全員が口を揃えて同意するか? 答えはイエスだ。答えるのに0.001秒すら必要ない。私はホームのように感じている。ここにいたい。ここでキャリアを築きたい。残りのキャリアをここで過ごす自分の姿が見える。それほど居心地が良いんだ」

 ボウルズ代表は、メルセデス時代でチームの重役を務めていたことから、トト・ウルフ代表の後継者になる可能性があると考えられていた。しかしウイリアムズとの契約を延長する際には、そうした可能性すら思い浮かばなかったようだ。

「この件で話し合っていた時、私はグリッドにいた他の誰にも声はかけなかった。トトは素晴らしい人だが、彼は今いる場所にとても満足しているし、もっともっと長くいたいと思っているだろう。だから、そうした方向性は3年前に捨てた。それだけだ」

Bradley Lord, Chief Communications Officer, Mercedes

Bradley Lord, Chief Communications Officer, Mercedes

Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images via Getty Images

 ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、ボウルズはチーム全体からの支持が非常に高く、より良い方向へ進んでいる実感があると語った。

「明らかに、ジェームスがチームを良い方向、正しい方向へと導いてくれたと感じている。僕自身にとっても、チームにとっても、これは素晴らしい兆候で、役員会からの信頼と自信を示している。チームの未来も明るくなるね」

「最も大きな影響は、彼が率直かつ正直で、とてもシンプルに優れたリーダーだということだ。彼が方向性を示してくれるから、僕たちはそれに従うんだ」

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