ただでさえパーツが足りてないのに……。ウイリアムズのボウルズ代表、モナコでのサインツJr.の接触リタイアは「二重の痛手」と表現
ウイリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、モナコGPでカルロス・サインツJr.が接触によりリタイアしたことは、スペアパーツの補充を強いられるなど手痛いものであったと語る。
Carlos Sainz, Williams
写真:: EYE4images / NurPhoto via Getty Images
ここ最近、度重なるアクシデントによりスペアパーツ不足に悩まされていることを明かしていたウイリアムズ。F1モナコGPでもカルロス・サインツJr.が接触を受けたことで、パーツを再生産する必要が出てしまった。
サインツJr.は荒れ模様となったモナコGPのレース終盤、ポイント圏内を走行していた。しかし赤旗再スタートとなった71周目、ヘアピンでアウディのニコ・ヒュルケンベルグに接触されて外側のバリアに叩きつけられた。走行を続けたサインツJr,だったが、今度はポルティエでアルピーヌのフランコ・コラピントに追突され、そこでリタイアとなった。
ウイリアムズとしては、アレクサンダー・アルボンとサインツJr.によるダブル入賞のチャンスを逸したというだけでなく、スペアパーツのやりくりに苦慮している状況下でマシンにダメージを負ったことも含めて痛手と言えた。ボウルズは今週末行なわれるバルセロナ・カタルニアGPを前にウイリアムズが公開した動画の中でこう語った。
「カルロスはポイント圏内を走っていた。彼は何も悪いことはしておらず、彼の側でミスはなかったのだが、レースを途中で終えることになってしまった。2台のマシンにぶつけられていて、それは二重の痛手だった」
「モナコでポイントを失っただけでなく、マシンのダメージもかなり大きかった。そのため、スペアパーツを再び確保するには少し時間がかかるだろう。言うまでもなく、バルセロナは数日後に迫っている」
「我々にとっては本当に厳しい状況だ。モナコでは、ドライバーも含めて全員が自分たちの仕事に完全に集中している。そして結果的にポイントなしで終わると、かなりのショックを受ける」
「十分な速さがあったことは分かっているし、何も間違ったことはしていない。それでもこうなるのがモータースポーツだ」
またボウルズは精神面での切り替えの仕方についてはこう語った。
「こうした状況への向き合い方はこうだ」
「レース後数時間以上その感情を引きずるようなら、それは過去にとらわれているということだ。つまり前を向いていない。でももう起きてしまったことだし、誰にも変えることはできない。今我々が集中すべきなのは、バルセロナでより強いパッケージ、より強いマシンを用意し、さらなるパフォーマンスを引き出すにはどうすればいいかということだけだ」
「感情的に対処する方法として、数分ほどは苛立ったって構わないので、それを引きずらないようにする。自分たちに何ができたのかを見極めて、次に進むべきだ」
なおウイリアムズはF1バルセロナ・カタルニアGPの予選で、サインツJr.が16番手、アルボンが18番手となっている。
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