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ウイリアムズ代表が語る、チーム再建メソッド。目標は2030年のF1タイトル争い……「今季終盤もより良い順位に立てるはず」

ジェームス・ボウルズ代表は、ウイリアムズの再建が成果を上げ始めていることから、2030年にはチャンピオンシップを争うことを目標にしている。

Carlos Sainz, Williams

Carlos Sainz, Williams

写真:: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images

 ウイリアムズのチーム代表を務めるジェームス・ボウルズが、長期的な目標について言及。2030年にはチャンピオンを争うレベルのチームとすることを目指しているという。

 ボウルズはウイリアムズの代表に就任して以来、チームのインフラを全面的に改革してきた。財政面や運営面での課題に直面しながらも、彼はこうした基盤改革がいずれチームのパフォーマンスをタイトルを争うレベルまで引き上げると確信している。

 ウイリアムズが公開した動画の中で、ボウルズは次のように語った。

「ウイリアムズのあらゆる部分を見直し、あらゆることを変えてきた。手をつけていないことはほとんどないほどだが、多くの分野でしっかりした基盤と働き方を構築する必要がある」

「我々には、毎回まったく同じ作業を再現できるようなシステムや構造、プロセスがなかった。その結果どうなるかは想像できるだろう。改善をしようとして自分の尻尾を追いかけるような、堂々巡りの状態になってしまう」

「そのため現在は、エンジニアリング、シミュレーション、空力、風洞、製造、オペレーション、研究開発、トラックサイドに至るまで、一貫したプロセスと働き方を確立するよう努めてきた」

「一貫性が生まれて初めて、自分たちの弱点が見えてくる。品質が足りない部分や、同じミスを繰り返している箇所が明確になる。しかし一貫性がなければ、それを洗い出すことすらできない」

「次に、優れたレーシングカーを設計するという点において、我々には非常に優秀な人材がいる。今はそこにツールやシステムを加え、これまで以上に多くのことを可能にし、全く新しい分野を開拓しようとしている」

「つまり、以前とはまったく異なるやり方、チームになりつつある。しかし、それで旅が終わったわけではない。やるべきことはまだ山ほどある。我々はまだチャンピオンレベルではないし、そこに到達するまでの道のりは2030年頃まで続く」

 2018年以降の5シーズンで4度コンストラクターズランキング最下位に終わるなど、低迷が続いてきたウイリアムズ。2025年には大きく飛躍し8年ぶりのランキング5位を獲得したが、新規則となった今季はやや戦闘力を落とし、5戦を終えてランキング8番手につけている。

 それでもボウルズは、上記のような改革が軌道に乗りはじめたことから、今シーズン中にもまた戦闘力を取り戻すことができるはずだと述べた。

「私が嬉しく思っているのは、まるでエンジンのように、一度動き出せばどんどん加速していくということだ。今まさにそれが起きている」

「設計、システム、改良、考え方――そうしたものが毎週のように進化していて、それがさらに次の進歩につながっている。要するに、以前よりもはるかに効率よくリソースを使い、1分あたりに引き出せるパフォーマンスが向上している」

「この進化が今シーズン中にも見られることを願っている。冬の段階ではすべてがうまくいったわけではないが、短期間で立て直し、再びポイント争いに戻りつつある」

「3〜4戦のうちにそこへと戻ってきた。そして私はこの継続的な進化によって、シーズン終盤にはさらに良いポジションに立てるはずだと思っている」

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