F1 日本GP

序盤はハードタイヤでアタック? ソフトタイヤでの予選想定はライバルからやや出遅れ9番手|F1日本GP角田フォーカスFP3

F1日本GPのフリー走行3回目が行なわれた。レッドブルの角田裕毅は9番手だった。

編集: 2025/04/05 4:29

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Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team

写真:: MOHD RASFAN-AFP via Getty Images

 鈴鹿サーキットで行なわれているF1日本GP。予選前最後のセッションとなるフリー走行3回目で、レッドブルの角田裕毅は9番手タイムを記録した。

 2025年の日本GPは、直前に発表された角田のレッドブル電撃昇格の効果もあってか、レースウィーク初日から多くのファンが詰めかけた。フリー走行が2回行なわれた金曜日の入場者数はなんと6万人。これは1997年以来の多さとなった。

 レースウィーク土曜日となると、グランドスタンドは鈴なりの観衆に。11時30分よりFP3が開始となった。風向きはメインストレートで空気抵抗を受ける向かい風、S字区間ではダウンフォースを得られにくい追い風と、一般的にはタイムを出しにくいと言われるコンディションであった。

 角田はまず、ハードタイヤでコースイン。計測1周目には1分31秒630を記録、同じくハードを履くチームメイトのマックス・フェルスタッペンからは1.2秒落ちのタイムであった。

 開始7分というところで、ターン12(ヘアピンとスプーンの間)で芝生火災が発生し、赤旗中断。これは前日のFP2でも悩まされた問題だ。これにより角田も一旦ピットに戻った。

 約7分ほどの中断の後に残り46分頃からセッションが再開されると、先ほどのハードタイヤでコースイン。計測1周目でベストタイムを更新し、1分30秒030とした。これはソフトタイヤを履くマクラーレン、フェラーリ勢に次ぐ5番手タイムで、トップとの差は0.923秒だった。

 再びピットに戻った後、またもハードタイヤでコースイン。表示上では新品投入となっていたが、スタート時から履く中古ハードを引き続き使用していると思われる。

 計測1周目でまたも自己ベストを更新し、1分29秒459にタイムを上げた。これでトップとの差を0.691秒まで縮めた。

 ハードタイヤでショートランを繰り返すという珍しいプログラムを行なっていた角田だが、無線ではチームからウイングのフラップの感触について尋ねられる場面があり、「特にセクター1はアンダーステアだけど、感触は良い」と回答していた。ハードタイヤで予選アタックをするというシチュエーションは基本的にはあり得ないため、セットアップの確認が主な目的か?

 その後セッション折り返しというタイミングで4度目のコースイン。中古ハードで自己ベストをやや更新したが(1分29秒406)、ポジションは6番手のままだった。

 ハードでショートラン中心に12周走った角田はここでしばし待機。その頃ライバルはソフトタイヤでタイムを上げ、上位陣は軒並み1分28秒前半にタイムを入れ始めた。

 残り20分を切ると、角田は新品ソフトタイヤを履いてアタックに向かった。そこでのタイムは1分28秒785。この時点でタイムシートの5番手につけた。フェルスタッペンがタイムを更新してすぐに6番手に落ちたが、そのタイム差はコンマ1秒だった。

 アタックを終えてピットで待機していた残り6分ごろ、130Rでまたも芝生火災が発生。セッションはそのまま再開されないことが決まった。

 角田にとってはハードタイヤでのショートラン4本、ソフトタイヤでのアタック1本で終了。ロングランは実施しないまま、予選・決勝に向かうことになった。十分な準備ができたとは言いづらい状況であろう。

 タイムシートに目を向けると、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリが1分27秒台にタイムを入れてワンツー。ジョージ・ラッセル(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)と続き、角田は9番手となった。トップとの差0.820秒、フェルスタッペンとの差0.288秒。姉妹チームであるレーシングブルズのアイザック・ハジャー(11番手)とは0.001秒差であった。

 

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