ダメマシンが良い引き立て役? フェルスタッペンの天才ぶりをバトン称賛「今やっていることは本当に信じられない」
F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、2025年のレッドブルRB21が扱いづらいマシンになっていることで、結果的にマックス・フェルスタッペンの才能が際立っていると考えている。
Max Verstappen, Red Bull Racing
写真:: Jakub Porzycki / NurPhoto / Getty Images
F1の2009年王者であるジェンソン・バトンは、2025年シーズンのマックス・フェルスタッペンについて、マシンが扱いづらいことが、フェルスタッペンの才能を際立たせていると語った。
今シーズンの第12戦終了時点で、フェルスタッペンはレッドブルが獲得したコンストラクターズポイント172のうち、実に165ポイントを一人で稼ぎ出している。しかしチームは今季さまざまな課題に直面しており、フェルスタッペンはイギリスGP前に「バランスの問題がある」と語っていた。
「今回は個人的にいい日ではなかったし、マシンのバランスを見つけるのがすごく難しかった」
「風の影響はかなり大きいけど、それを言い訳にはできない。全員が同じ状況なんだからね」
「毎週末、条件や状況が変わるから、それに対応しないといけない。今週は特に、うちのマシンが風に敏感だということがよくわかったよ」
そしてバトンは、そんなマシンでパフォーマンスを発揮していることがフェルスタッペンの才能を証明していると考えている。
F1.comでバトンは、フェルスタッペンが今季タイトル争いに残っているかどうかについて訊かれると、こう答えた。
Max Verstappen, Red Bull Racing
Photo by: Steven Tee / LAT Images via Getty Images
「マックスにとっては本当に難しい状況だと思う」
「オーストリアのようにひとつ悪いレースがあると、大量のポイントを取り返さないといけないが、マクラーレンほど良くない今のレッドブルのマシンでは大変なことだ。現状は2強の争いだけど、ここ数年マックスは独走状態だったし、それでも彼が今やっていることは本当に信じられない」
「同じマシンに乗っても、他のドライバーたちはまったくマックスに及ばない。だからこそ、彼の才能と、あの難しいマシンを操る能力が際立っていることを証明しているんだ」
なおフェルスタッペンにはレッドブルがパフォーマンスに苦しんでいることから、2026年にメルセデスへ移籍するのではないかという噂が飛び交っている。
バトンはこの噂については、新レギュレーションの存在もあり「難しい決断だ」と話す。
「来年彼がどうするのか? 正直、わからないね」とバトンは語る。
「興味深いのは、彼自身も最善の選択が何かまだわかっていないことだと思う」
「もちろん風洞データやパワーユニットの性能で“未来を少しは予測”できるけど、他のチームが何をしているかは分からない」
「チームは『うちは上手くいってる』と言うかもしれないが、それが本当かどうかは誰にもわからないからね。だから彼にとっても難しい選択になるだろう。どのチームにいても、2026年はとてもエキサイティングなシーズンになると思うよ」
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