F1 アメリカGP

まともに走れない! ハジャーはアメリカGP初日に苦戦。しかしフェルスタッペンの好調が自信に?「もう一方のマシンでうまくやれているならね」

マックス・フェルスタッペンがアメリカGP初日でおおむね好調な滑り出しを見せた一方、アイザック・ハジャーはセットアップの方向性を誤り、「全く運転できない」ようなフィーリングに苦しんだという。

Ronald Vording

Ronald Vording

公開日時: 2026/10/24 10:32

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Isack Hadjar, Red Bull Racing

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行なわれたF1アメリカGPの初日フリー走行では、レッドブルのふたりは対照的な結果となった。

 マックス・フェルスタッペンはFP1、FP2共にトップ3のタイムを記録。RB22の初期の感触におおむね満足していたものの、高速コーナーと低速コーナーのバランスには依然として改善の余地があると強調した。テクニカルディレクターのピエール・ワシェも、レッドブルは低速区間でパフォーマンスを向上させる必要があると指摘した。

 ただフェルスタッペン側としては「微調整」の範疇で済んでいるようだが、もう一方のガレージではそこまで順調な段階にはまったく達していない。

 アイザック・ハジャーはFP1で14番手に終わるも、その時点では走行中の感触は悪くなかったという。しかしFP2に向けたセットアップ変更によって問題が増えてしまったようだ。

「今朝の走行(FP1)には、まあまあ満足していた。正しい方向に進んでいると思ったんだけど、かえって問題が大幅に増えてしまった」とハジャーは振り返る。

「マシンを変更した後も、ミディアムタイヤではまだ悪くない感触だった。でも、ソフトタイヤを履くと、自分的にマシンは完全にダメになってしまった。ドライブするのが非常に難しかったから、明日は状況を一変させる必要がある」

「マシンのパフォーマンスが大幅に落ち込んでしまったので、腰を据えて、何ができるのかを検討しなければならない。少なくとも今朝のレベルまでは戻す必要がある」

 ハジャーはFP2の最中から、無線でチームに不満を訴えていた。特に予選シミュレーションは完全に失敗に終わり、バランスの問題によってフロントタイヤは極めて早い段階でオーバーヒートし、さまざまな悪影響が生じた。セッション終了時点でハジャーは、チームメイトのフェルスタッペンから約1秒遅れとなった。

「本当に最悪だった。ラップタイムの大部分はセクター1で稼いだんだけど、セクター1の終わりからラップの最後までは、ミディアムタイヤで走ったときよりも遅かった」

「まともに走らせられなかった。フロントのグリップを大幅に失っていたんだ」

「1周走っただけでこれほどデグラデーションが大きいというのは普通じゃないので、調べる必要がある。高速コーナーではフロントタイヤが完全にダメになってしまった」

 またワシェによれば、特に問題が顕著だったのはS字区間で、そこでの苦戦がその後のラップ全体に響いてしまったという。ワシェは次のように語る。

「このレイアウトではターン1を抜けた先のセクター1で高速コーナーが集中している。そこでタイヤをオーバーヒートさせてしまうと、そのラップはほぼ終わったも同然だ」

 予選に向けて状況を大幅に改善する必要があるのは明らかだが、ハジャーはフェルスタッペンの走りを見て、いくらか自信を取り戻したという。予選開始と共にパルクフェルメが適用されてセットアップを変更することができなくなるが、ハジャーはそれまでに状況を好転させられると期待していると語った。

「もう一方のマシンでうまくやれているのならね」とハジャー。

「タイヤの温度が異常に高くなっているけど、その中で同じような速度でコーナーを走っている。だからマシンのバランスを何かしら調整する必要がある」

「僕たちも色々試してみたけど、これほどひどい感触になるとは正直少し驚いているよ」

【PR】2026年のF1™を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

【PR】2026年のF1™を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1分析|実はデグラデーションはそれほど大きくない? 次第に安定……1ストップ戦略が主流に

次の記事 アロンソ、インディカーのスペイン開催決定を歓迎。しかしアメリカ国外開催の拡大に警鐘「コストが増加してしまう可能性がある」

More from

Ronald Vording



フェルスタッペン、COTAの凸凹路面は掘り起こしが必要と主張。楽観的なサーキット会長には「僕のマシンに乗せてあげる。歩けなくなるよ」

F1

F1

アメリカGP

5 時間前

フェルスタッペン、COTAの凸凹路面は掘り起こしが必要と主張。楽観的なサーキット会長には「僕のマシンに乗せてあげる。歩けなくなるよ」



一線を越えた誹謗中傷に”最後の手段”。自身の思いを明かしたコラピント「これは、どこにでもある問題なんだ」

F1

F1

アメリカGP

2 日前

一線を越えた誹謗中傷に”最後の手段”。自身の思いを明かしたコラピント「これは、どこにでもある問題なんだ」



フェルスタッペン、COTAの”冗談では済まない”路面に本気の警告「手に負えない状態になりつつある」

F1

F1

アメリカGP

2 日前

フェルスタッペン、COTAの”冗談では済まない”路面に本気の警告「手に負えない状態になりつつある」

More from

アイザック ハジャー



フェルスタッペン、”鬼門”シンガポールで初勝利なるか?「ここにはやり残したことがあるんだ!」

F1

F1

シンガポールGP

16 日前

フェルスタッペン、”鬼門”シンガポールで初勝利なるか?「ここにはやり残したことがあるんだ!」



これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク

F1

F1

シンガポールGP

16 日前

これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク



2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」

F1

F1

バーレーンGP

20 日前

2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」

More from

レッドブル



レッドブル製PU、参戦1年目で勝利を掴む。元代表ホーナーは株主から感謝の電話があったと明かす「心から誇りに思っている」

F1

F1

アメリカGP

1 日前

レッドブル製PU、参戦1年目で勝利を掴む。元代表ホーナーは株主から感謝の電話があったと明かす「心から誇りに思っている」



アントネッリはナンバーワンの地位を「走りで勝ち取っている」元レッドブルのホーナー、チーム方針の大事さ説く

F1

F1

シンガポールGP

3 日前

アントネッリはナンバーワンの地位を「走りで勝ち取っている」元レッドブルのホーナー、チーム方針の大事さ説く



ニューウェイ加入直後は仕方ない? アストンマーティン・ホンダの苦戦は”産みの苦しみ”……ホーナー語る「彼がレッドブルに来た時と同じように見える」

F1

F1

シンガポールGP

5 日前

ニューウェイ加入直後は仕方ない? アストンマーティン・ホンダの苦戦は”産みの苦しみ”……ホーナー語る「彼がレッドブルに来た時と同じように見える」

最新ニュース



マルク・マルケス、オーストラリアGP中止の判断に理解も「コンディションは許容範囲だった」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

5 時間前

マルク・マルケス、オーストラリアGP中止の判断に理解も「コンディションは許容範囲だった」



フェルスタッペン、COTAの凸凹路面は掘り起こしが必要と主張。楽観的なサーキット会長には「僕のマシンに乗せてあげる。歩けなくなるよ」

F1

F1 F1

アメリカGP

5 時間前

フェルスタッペン、COTAの凸凹路面は掘り起こしが必要と主張。楽観的なサーキット会長には「僕のマシンに乗せてあげる。歩けなくなるよ」



ボッタス、キャデラック放出の噂も気にせず残りレースに集中。COTAのバンプ問題も気にならない?「10年前から僕の背中はボロボロだ」

F1

F1 F1

アメリカGP

6 時間前

ボッタス、キャデラック放出の噂も気にせず残りレースに集中。COTAのバンプ問題も気にならない?「10年前から僕の背中はボロボロだ」



アプリリア、オーストラリアGP中止に複雑な心境「マルティンは嬉しがるだろうが、ベッツェッキにとっては……」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

6 時間前

アプリリア、オーストラリアGP中止に複雑な心境「マルティンは嬉しがるだろうが、ベッツェッキにとっては……」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録