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次代のF1を率いるのは誰だ? フェラーリCEO「元チーム代表は適任じゃない」

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次代のF1を率いるのは誰だ? フェラーリCEO「元チーム代表は適任じゃない」
執筆:
2020/01/06 8:11

フェラーリCEOのルイス・カミッレーリは、元チーム代表がF1を率いる立場に立つべきではないと主張している。

 フェラーリCEOのルイス・カミッレーリは、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフのように、チームに関わっていた人物がF1において重要な役割を担うことを、各F1チームは納得しないだろうと語った。

 2016年にリバティ・メディアがF1のオーナーとなり、2017年からチェイス・キャリーがフォーミュラ1グループのCEOに就任した。彼が現在の役割を今後も続ける可能性もあるものの、2021年以降新たな人物がCEOに就任するのではないかと考えられている。

 キャリーの後任候補だと噂されているのが、現在メルセデスのチーム代表を務めているウルフだ。しかし本人は否定的であり、こうした噂が立つ背後には何らかの”意図”があるのではないかとコメントした。

 フェラーリのCEOであるカミッレーリは、ウルフのような元チーム代表がF1を率いる立場に就く可能性があることについて、意見を求められると次のように語った。

「過去数年以内に特定のチームで重要な役割を果たしていた人物は、認識しているかどうかに関わらず、利害の対立を生んでしまう」

「だから、最終的に誰がF1を率いるべきか考えた時に、個人的には良いことではないと思う」

 キャリーのリーダーシップの下、F1はベトナムGPの新規開催やオランダGPの復活を実現したが、主要スポンサーの増加という目標を達成することは困難だった。

 しかしながら、カミッレーリはモータースポーツのバックグラウンドを持っていないキャリーが、”かなり良い仕事をした”と評価した。

「彼はエンターテイメント業界からやってきた。F1のバックグラウンドを持っていなかったんだ」

「CEOは必要だと思う。なぜなら、F1は公開企業だからだ。そして彼(キャリー)はエンターテイメントビジネスの経験を持っている」

「最終的にチェイスの後継者が誰かを決定するのはグレッグ・マフェイ(リバティの会長兼CEO)だ。だが私の感覚では、マッティア(ビノット/フェラーリのチーム代表)がキャリーの後任となった場合、他のチームはあまり納得しないだろう。それが当然だ」

 フェラーリはF1側との取り決めによって、ルールがF1にとって最大の利益にならないと考えられる場合、拒否権を行使できる。ただしこれは通常、レギュレーションに関する議論の中で行使されるものだ。

「拒否権は最後の手段だ」と、カミッレーリは述べた。

「それを使うような場面に直面した場合、我々は自分たちの立場をリバティの人々、特にグレッグに明確に説明し、建設的な会話ができると思う」

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この記事について

シリーズ F1
チーム Scuderia Ferrari
執筆者 Scott Mitchell