ラッセルの”今季のタイトルはキミのモノ”発言に、アントネッリ反論「そんなこと考えるのはまだ早すぎる。もちろん最善を尽くすけどね!」
メルセデスのジョージ・ラッセルは「今季のタイトルはアントネッリのモノだ」と発言したが、当のアントネッリはこれについて反論した。
2026年のF1ドライバーズランキングで圧倒的リードを築き、首位を走っているアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、チームメイトのジョージ・ラッセルが「今季のタイトルはもはやアントネッリのモノ」と示唆したことに反論した。
今シーズンは開幕戦からメルセデスが圧倒的な強さを誇っている。そんな中、開幕戦こそラッセルが優勝したが、第2戦中国GPでアントネッリがF1初優勝を手にすると、そこから4連勝。第5戦カナダGPが終わった段階で、ランキング2番手のラッセルに対して43ポイントという非常に大きな差をつけ、首位に立っている。
開幕前は、ラッセルがチャンピオンの筆頭候補であった。しかしカナダGPでは首位走行中にバッテリーのトラブルに襲われ、リタイア。これでラッセルは、アントネッリがチャンピオン獲得に向け、非常に優位な立場になったと考えている。
「今は、彼がタイトルを取り逃がすと考える方が難しい。彼は圧倒的にリードしているからね」
ラッセルはそう語った。
「でも、僕にはもうプレッシャーがなくなった。レースを楽しみ、全レースで勝利を目指す。失うモノは何もないよ」
このラッセルの発言は、アントネッリに対して言葉のプレッシャーをかけているようにも見える。しかしアントネッリは、ラッセルの主張を一蹴。まだチャンピオンが決まったわけではないと反論した。
「正直に言って、そういう考えには賛同できないな。シーズンはまだ始まったばかりで、残りは17戦もある。チャンピオンシップについて考えたり、話したりするのは、本当にまだ早すぎるよ」
アントネッリはそう語った。
「マシンに乗る時はいつもベストを尽くし、結果を最大限に引き出そうと努力している。そしてシーズンが終わった時にどうなるかを見守るつもりだ。でもまだ手にしていないモノを失うというのを考えるのは、難しいと思う。僕はまだチャンピオンシップを獲得したわけじゃない。まだ達成もしていないモノを、どうやって失えるんだろうか」
2025年、デビューしたばかりのアントネッリは、過密日程と周囲からの大きすぎる期待に悩まされた。時にアントネッリの母国であるイタリアでの2戦は、彼にとって非常に厳しい週末となった。
しかし今年に関しては、イタリアのファンからの厳しい視線に、今年は屈するこをはないと断言した。
「それほどプレッシャーは感じていないよ」
先週行なわれたロレンツォ・バンディーニ・トロフィーの授賞式に出席したアントネッリはそう語った。
「まだシーズン序盤だから、今の状況にはかなり落ち着いて対峙することができている。これまでやってきたことを続け、レベルアップを目指し、できるだけ多くの勝利を掴みたいと思っている」
「もちろん、期待が高まっているのは分かっている。僕自身がイタリア人だから、イタリア人がどれほど感情的で、物事にどれほど興奮するかはよく分かっているつもりだ」
「でも素晴らしいイベントだったし、これほど多くの応援をもらえたことは、本当に感動的だ。ただ、こうした期待に振り回されないよう、目の前のことに集中し、できる限り最高の結果を出せるように努める」
「もちろん、ジョージは非常に強力なチームメイトだ。彼と対峙するのは大変だろう。でも、僕はどんな状況でも、最善を尽くして対処していくつもりだ」
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