テスト好調メルセデスのアントネッリ、19歳で迎える2年目は王者を狙う! 一方ウルフ代表慎重「彼にとって良い1年にはなるだろうが……」
メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは19歳の若さながら、2026年シーズンはF1初タイトルを目指すと宣言した。
Andrea Kimi Antonelli, Mercedes W17
写真:: Mercedes AMG
アンドレア・キミ・アントネッリは、自身が所属するメルセデスが2026年シーズンのタイトル最有力候補と目される中、F1参戦2年目にしてタイトル争いを視野に入れている。
今季のF1はシャシーとパワーユニットの規則が大きく変わったことで、勢力図も未知数となっている。そんな中でもメルセデスは、チャンピオン候補筆頭と言われている。彼らは前回のレギュレーション変革があった2014年にも圧倒的な強さを見せ、“パワーユニット時代”の黎明期を席巻。そこからコンストラクターズ8連覇を達成した実績がある。
メルセデスは今季も好スタートを切っており、1月下旬にバルセロナで行なわれた非公開シェイクダウンテストでも印象的な走りを見せた。ジョージ・ラッセルとアントネッリのふたりは3日間の走行で全チーム中最多の走行距離を記録し、まだ公式テストも始まっていない段階から早くもフルレースシミュレーション、予選シミュレーションにも手を出している。
メルセデスは2022年からのグラウンドエフェクト時代に苦戦していた印象だが、今季はそこから脱却する可能性がある。そのためアントネッリは、ルーキーイヤーの昨年は表彰台3回でランキング7位という結果ながらも、2年目でのタイトル争いを見据えている。
2月2日に行なわれたメルセデスの発表会で、アントネッリはこう語った。
「それ(タイトル争い)は間違いなく目標だ」
「勝つこと、そして最終的にはワールドチャンピオン争いをすることが目標だ。それが僕の目指すところであり、勝って最高のドライバーのひとりになりたいと思っている」
「もちろんジョージはとても強いし、間違いなくタイトル争いの準備ができてて、ベンチマークになるドライバーだ。彼と競い合うのはとても楽しいだろうし、楽しみにしている」
一方チーム代表のウルフは、2025年に好不調の波があったアントネッリのタイトル争いの可能性を過度に煽り立てようとはしていない。アントネッリは表彰台やF1スプリントでのポールポジションを獲得した一方で、ミスも散見されたからだ。
また今季8年目を迎えるラッセルの実力も侮ってはならない。メルセデス加入後は7度の王者であるルイス・ハミルトンを上回るパフォーマンスを見せてきたラッセルは、現在マックス・フェルスタッペンに次ぐ実力者と評価され、タイトル候補のひとりでもある。
ウルフは次のように語る。
「キミは、昨年シーズン開始時に我々が描いていた成長曲線どおりに進んでいる」
「F1初年度は、巨大なサーカスのような環境に突然放り込まれた。メディア対応、スポンサーからの要望、ファンの熱狂などがあった。だからこそ、好パフォーマンスのレースもあった一方で、苦戦するレースもあった」
「彼のスピードやレースの組み立てに疑いはない。2年目に入り、すべてのコースを知り、君たち(メディア)をはじめ色々なことを理解しただろう。だから彼にとって良い年になると確信している」
「とはいえ、常にトップに立つとか、常にジョージのように走れると期待すべきではない。ジョージはトップクラスのドライバーで、長年F1にいるし、ベンチマーク的な存在だ」
「キミはまだ19歳で、2年目に入るところだ。我々は彼のさらなる成長を見ることになるだろう。それは確信している」
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