3連勝のアントネッリはF1王座の“権利”を手にしたとクルサード太鼓判「今や彼がチームを引っ張ることが期待される」
デビッド・クルサードは、キミ・アントネッリがF1ドライバーズタイトルを獲得する「権利を得た」と語る。
F1第4戦マイアミGPで今季3勝目を記録したアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、アントネッリがF1ドライバーズ選手権をリードするにふさわしい存在だと評価した。
19歳のアントネッリは、第2戦中国GPと第3戦日本GPで連勝を飾り、ランキング首位に浮上。F1史上最年少でチャンピオンシップをリードしたドライバーとなった。そしてこの勢いはマイアミでも止まらず、3連勝を記録してチームメイトのジョージ・ラッセルとの差を20ポイントに広げた。
ラッセルは、マイアミ・インターナショナル・オートドロームをあまり得意としていないと認めているが、今週末も上位進出に手こずり、スプリントも決勝レースも4位に終わった。一方でポールポジションのアントネッリはスタートで出遅れるも、冷静にポジションを取り返し、ランド・ノリス(マクラーレン)の追撃も振り切って勝利をものにした。
クルサードはポッドキャスト番組『Up To Speed』の中で、アントネッリの戦いぶりについてこう語った。
「彼は一人前になった」
「彼はまだF1参戦2年目だが、ランド・ノリスがすぐ後ろに控えているというプレッシャーにも対処しながら、同時にダウンシフトが安定しないというパドルシフトのトラブルも抱えていた」
「彼が問題の原因を探ろうとして声を荒げていたとき、エンジニアのボノが彼を落ち着かせた。あとでその件について話し合いはあるだろうね。結局のところ、問題は問題でしかない。ドライバーはただチームに情報を伝えればいい。あとはチームが解決策を見つけてくれる」
「だから彼は間違いなく成長したし、この世界選手権をリードする資格を完全に手にしたと言える。そして今や期待されているのは、彼がチームを引っ張ることだ。これはジョージにとっては居心地の悪い状況だろうが、結果的にも彼が前に立っているのは明らかだ」
「もちろんジョージには経験も実力もあり、再び主導権を取り戻す力はある。だがふたりともが勝つことはできない。誰かが1位で、誰かが2位になる」
「そんな中で、マクラーレンがどの位置にいたか、フェラーリとレッドブルがどれほど進歩したかを見てほしい。最強のマシンと目される中で勝ち続けるのは簡単ではない。実際、それができなかった例はいくらでもあるんだ」
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