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ライコネンとクルサードが2シーズンにわたって使用……マクラーレンMP4-17が2026年にオークションに出品。落札価格は2億円以上に?

マクラーレンの2002年型F1マシンMP4-17がオークションに出品されることが分かった。

Kimi Raikkonen's McLaren MP4-17A is heading to auction for €1.4million

 マクラーレンMP4-17のシャシーナンバー6が、RMサザビーズが2026年に開催するオークションに出品されることがわかった。このシャシーは、キミ・ライコネンとデビッド・クルサードがドライブし、12戦に出走。落札価格は、100万〜140万ユーロ(1億8000万円〜2億6000万円)程度になるものと思われる。

 マクラーレンMP4-17Aは、2002年用のF1マシンとして登場。エイドリアン・ニューウェイの指揮下で作り上げられたこの車両は、シーズン序盤こそリタイアも多く苦しんだものの、モナコGPでクルサードが優勝。後半には比較的安定した成績を残し、同シーズンをランキング3位で終えた。

Photo by: RM Sotheby's

 今回オークションにかけられるシャシーナンバー6は、第9戦ヨーロッパGPで投入された個体。ライコネンがドライブし、3位表彰台を手にした。その後、同年のアメリカGPまで(ベルギーGPとイタリアGPは除く)はライコネンがドライブしたものの、最終戦日本GPではクルサードに引き継がれた。

 ただこのシャシーナンバー6の活躍は、これで終わらなかった。マクラーレンが2003年用に開発したMP4-18は、あまりにも過激なマシンであり、テストで問題が発覚。そのためチームは、MP4-17をMP4-17Dへとアップデートして、翌年も使い続けた。シャシーはそのまま……そのためシャシーナンバー6は、クルサードのドライブにより開幕戦オーストラリアGPに挑んだ。

 このオーストラリアGPは、レース前に雨が降る荒れたコンディション。そんな中クルサードは早々にピットインしてドライタイヤに交換すると、他車の脱落もあって優勝。これがクルサードにとってF1最後の優勝となった。

 その後ライコネンが3戦、クルサードが1戦でこのシャシーナンバー6を使用。最終戦日本GPではライコネンが駆り、2位に入っている。

 ライコネンはこの年、優勝こそマレーシアGPの1勝のみだったものの、7回も2位表彰台を獲得。ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)トタイトル争いを繰り広げた。最終的には日本GPで8位に入ったシューマッハーが、ライコネンを2ポイント差で退け、同年のシリーズタイトルを獲得した。

 以後17年間、このマクラーレンMP4-17のシャシーナンバー6は、マクラーレンによって保管されていた。しかし2021年には売却。カラーリングは、2002年のモノに戻されている。カーナンバーは当時ライコネンが使った4だ。

 3リッターのメルセデス・ベンツFO110 V10エンジンが搭載されているものの、現状のままでは走行不可能。走らせるためには、完全にリビルドする必要がある。

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