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ハースF1、開幕戦で絶不調……問題解決への道のりは遠い。小松礼雄代表「かなり深刻です」

F1開幕戦オーストラリアGPで絶不調に陥ったハースの小松礼雄代表は、問題はかなり深刻なものであると語った。

Esteban Ocon, Haas F1 Team

Esteban Ocon, Haas F1 Team

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 ハースF1の小松礼雄代表は、開幕戦オーストラリアGPでのチームのパフォーマンスは「想定外だった」と認めており、この問題はすぐに解決できるようなものではないとも考えているようだ。

 バーレーンでのプレシーズンテストでは、2024年同様アタックラップをほどんとせず、ロングラン走行を中心にプログラムを組み立てたハース。そのため、他のチームとのパフォーマンスの比較がどうなるのか、未知数な存在であった。

 そして迎えた開幕戦オーストラリアGPでは、ハース勢のペースはまったく上がらず。予選でも決勝でも、下位2台というのがほぼ定位置であった。

 小松代表はこの状況について、大きな驚きだったと認めた。特に高速コーナーであるターン9とターン10で、パフォーマンスを大きく失っていたようだ。

 これに対処するため、低速コーナーでのパフォーマンスを少し犠牲にしたと説明する小松代表。しかしそれでも解決には至らず、この状況が長引く可能性があるとも示唆した。

「これは開幕戦限りの出来事ではないと思います」

 そう小松代表は語った。

「大きな驚きでした。バーレーンでのテストでは、全く予想できなかったんです」

「バーレーンでのテストは完璧ではありませんでしたが、メルボルンほど酷いとは思ってもいませんでした。FP1のアタックラップでマシンがコースアウト(オリバー・ベアマンがターン9〜ターン10でコースオフし、クラッシュ)した時、何かが壊れているか、全く予想外のことが起きていると思ったんです」

「でも、何も壊れていなかったことが分かりました。大きな問題です。問題は、ターン9とターン10にあることは明らかでした。低速コーナーを犠牲にして、そういうコーナーでのパフォーマンスを改善するために、ひたすら作業しました」

「低速コーナーは大丈夫でしたが、特段優れているわけでもありません。でも、ターン9やターン10で発生した問題と比べると、雲泥の差です。Q1までにターン9をなんとかまともな状態にすることができましたけど、ターン10に関してはどうにもなりませんでした」

「理由はわかっています。でも、抱えている問題を、全てのコーナーで解決することはできません。少なくとも、先週末は正しいステップを踏んだとは思いますが」

 小松代表は、問題を解決するのを諦めて、新レギュレーションが導入される2026年用マシンの開発に集中するのではなく、正面からしっかりと現在の問題に向き合うつもりだと語った。ただ、すぐに解決できるような問題でもないようだ。

 小松代表曰く、この問題の原因は、車高が低い時の、路面とフロアの関係性にあると考えているようだ。

「メルボルンのサーキット特性、そこで発見したマシンの弱点、そしてターン10のコーナーとしての特性を考慮すると、これが最善策だと思います。少なくとも、問題が何であるかを明確に理解できます」

「次に集中すべきは、マシンのどの部分を修正する必要があるか、またはマシンのどの部分がこのパフォーマンスの問題を解決するのに一番感度が高いかを理解することです。ここまではかなり明確です」

「その次は、どうやって解決策を見つけるかということです。その中には短期的な解決策となるモノもありますが、CFDと風洞の両方での、反復的なプロセスになってしまうものもあります」

「そのため、いくつかのレースでは解決策が見つからない……ということもあるので。かなり深刻ですよ」

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