アストンマーティンAMR26、待望の第一歩を踏み出す。走行わずか5周も「感動的なこの瞬間を楽しむべき」
アストンマーティンAMR26が、バルセロナのシェイクダウンテストでついにサーキットデビューを果たした。チームはこの一歩に笑顔を浮かべている。
Lance Stroll, Aston Martin
写真:: Aston Martin Racing
アストンマーティンは、新車AMR26をついに走らせることができた。これにトラックサイドチームディレクターのマイク・クラックや、走行を担当したランス・ストロールは喜びのコメントを出した。
今季からホンダをパワーユニットのパートナーに迎え、ワークスチームに近い体制で戦うアストンマーティンだが、開発の遅れにより新車の実走行デビューには時間がかかった。
5日の日程のうち、最大で3日間走行できるバルセロナでのシェイクダウンテストへの参加は4日目になってから。それも、午前9時にテストがスタートしてからチームが動き出すまで8時間を要した。
午後5時前という頃、ストロールがステアリングを握りAMR26はガレージを出た。しかし午後6時にセッションが終了する直前、AMR26はピットレーン入口でストップしてしまうシーンもあったようだ。結局、走行距離はわずか5周。それでも、チームにとっては大きな一歩だった。
クラックは、AMR26が初めてコースに登場した時のチームの心境を次のように語った。
「新しいマシンが走り始めるときはいつも感情が高ぶる。とてもワクワクする瞬間だ。ここ数日は多くの作業をこなしてきたし、まだやるべきことは山ほどあるが、今日はほっと一息ついて、マシンを完成させられたことを喜べると思う」
「少し遅れたが、このテストに間に合った。その成果を誇りに思い、喜べると思う。ホンダエンジンとの良いスタートを切れた。お互いに笑顔も見せ合えた。もちろん我々の目標は、この時間を最大限に活用して統合を進め、共に働くことを学ぶことだ」
クラックは、AMR26がコースに出るまでの経緯についても言及した。
「その瞬間までの会話は『いつ出るのか?』『マシンはいつ準備完了するのか?』という内容だった。しかしトラックサイドチームとして、何よりもまず安全性を確保し、すべてがほぼ確実に機能していることを確認しなければならない。こうした点で手を抜くことはできない。レギュレーションもマシンも複雑だからだ。そこでは妥協が許されない」
「確かに、マシンがコースに出た瞬間は素晴らしい瞬間だが、30秒も経つと、皆が『パフォーマンス走行はいつできる? すべては正常に機能している? 次のステップはいつ?』などと言い始める」
「その点では容赦ないが、その瞬間を楽しむべきだと思う。新車の初周回だから、誰にとっても感動的な瞬間だ。とても素晴らしい瞬間だった」
テスト最終日のアストンマーティンの目標は明らかだ。それはできるだけ多くの走行を積み重ねることだ。そして当然のことながら、クラックはフェルナンド・アロンソがマシンに乗るのを楽しみにしていると認めている。
「我々は前進しなければならない。今日は基本的に、すべてを整え、落ち着くことが目的だった。今はテスト週間であり、そのことを忘れてはならない。周回を重ね、前進し、協力し合うことを学び、ホンダと融合し、そしてもちろん、この日を最大限に活用することが重要だ」
「天候も良く、タイヤもたっぷりある。だから、我々はそれを楽しみにしていた。フェルナンドは今日はピットウォールにいた。正直、ウォールにいるのではなくマシンに乗ってもらいたいが、ランスがマシンに乗っている姿を見られて良かった。素敵な瞬間だった」
AMR26で最初の5周を走ったストロールは、テストにこぎつけたチームの努力をねぎらった。
「いい感じだった。数週間の休みを経て、再びマシンに乗れて嬉しい。今日は皆がマシンの準備を完璧にこなしてくれた。メカニックもチーム全体も、マシンを整えるために長い一日を懸命に働いた。結局、数周走って良い感触を得られた」
「今はもっと周回を重ねて学びたい。マシンを理解し、長所と短所を把握し、この新型マシンに関する情報をさらに集めなければならない」
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