F1 中国GP
苦境のアストンマーティン、メディアにドライバーへの”配慮”求める「彼らも人間だし、時には不適切な質問が飛んでくる」
アストンマーティンはメディアに対し、ドライバーのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールを「物議を醸す」質問から守るよう動いている。

Jose Carlos de Celis
公開日時: 2026/03/19 10:20
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Lance Stroll, Aston Martin Racing, Fernando Alonso, Aston Martin Racing
写真:: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
アストンマーティンは、ホンダのパワーユニット(PU)を手にし、躍進を期待して新しい時代のF1に臨んだが、大きく躓いている。
プレシーズンから異常振動に伴うトラブルに見舞われ、満足に走ることができなかったアストンマーティン。第2戦中国GPでも、スプリントこそ2台が完走したが、決勝レースではダブルリタイアを喫した。
当然ながら、ドライバーのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールはグランプリウィーク中は日々メディアの前で話をし、チームが直面している状況について質問を受ける。
アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックはドライバーに状況を説明してモチベーションを維持するためにより多くの時間を割いているのかと問われた際、その機会を利用してメディアにある要請を行なった。
「その質問をしてくれてうれしい。なぜならドライバーにとってそれが最もつらいことだからだ」とクラックは切り出した。
「以前にも言ったが、もう一度繰り返したい。そしてこれは皆さん(メディア)への一種のお願いでもある。ドライバーにはどうすることもできないんだ。ドライバーは非常に注目を浴びていて、質問攻めに遭い、物議を醸すような質問も受けるんだ」
中国GPの予選後には、ストロールが4つの質問に対して3回「ノー」と答え、また別の質問にたった8語で答えたことが物議を醸したが、クラックはこの件にも言及した。
「ランスがあまり答えていないという不満を聞いた」とクラックは続けた。
「この状況を理解する必要がある。これはスポーツ競技だ。感情的な要素も伴うんだ。我々は皆その感情のためにこれをやっているし、後方で争いたいわけではない。彼らはこれに莫大なエネルギーを注いでいる。そしてしばしば、時には適切でない質問を受ける」
「彼らはプロのアスリートだと言うことはできるが、同時に人間でもある。どうかこれを実現するために我々を助けてほしい。今は難しい状況だが、この点でドライバーに少し配慮してもらえれば、我々のマシン開発の助けにもなるんだ」
ニューウェイが中国GPに帯同しなかった件については、危機的状況の中でファクトリーに残り解決策を探しているのではないかと解釈する向きもあった。しかしクラックは、それは事前に計画されていたものだと説明し、オーストラリアでの開幕戦の出来事を受けたモノではないと強調した。
「彼がどこに来るべきか、どこに来ないべきかについての計画はある。それは変えていない。計画を見直す必要はあるかもしれないが、エイドリアンがすべてのレースに来ないことは最初から明確だった」
「今の時代、通信手段を考えれば、人がどこにいるかは実際には問題ではないと思う。スカイ・ドイツがオーストラリアGPをドイツから中継していたと聞いた。だから、今ではそれは問題ではないと思う」
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