乗りやすくすると遅くなる……クビサ、マシンの苦しい現状を吐露

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乗りやすくすると遅くなる……クビサ、マシンの苦しい現状を吐露
執筆:
2019/03/30 6:18

ロバート・クビサは、自らがドライブするウイリアムズFW42がチームメイトのジョージ・ラッセルのそれとは“全く異なるマシン”だと語る。

 ロバート・クビサ(ウイリアムズ)は、バーレーンGPのフリー走行1回目と2回目ともにチームメイトのジョージ・ラッセルに遅れを取り、20番手となった。ウイリアムズの2台のマシンには異なる空力特性があるというデータが出ており、クビサはその点を疑問に感じている。

 開幕戦オーストラリアGPではクビサ車のフロアにダメージがあり、それがパフォーマンスに影響したと思われているが、もちろん現在は修復され、問題は解消している。

「少なくともオーストラリアではジョージと異なるセットアップをしていたので、ふたつのマシンの間に違った特性があることはわかっていた」とクビサは語る。

「ただ、ここバーレーンでは同じセットアップを施したにも関わらず、特性はまだ異なっている」

「僕はオーストラリアでの異なるセットアップ、そしてフロアへのダメージが特性の違いを生んでいたと思っていたが、少なくともそうではないようだ」

「特性の違いはデータからも明らかだ。だからその理由を探る必要がある」

「おそらく、エアロに関する何かがハンドリングと全体的なグリップに影響を与えているのだろう。だから僕たちは答えを見つけ出さなければいけない」

 またクビサによると、マシンのシビアな挙動が限界走行を難しくしていると言う。

「正直それは奇妙だ。今はドライブするのにとても難しい状況にある。さらにマシンバランスを改善するためにはグリップを削る必要がある」

「それは良い方法とは言えない。乗りやすくなった分、遅くなるんだ。とても困難な状況と言える」

「その問題を解決できるように願っている。もしそれができれば、僕は今年初めて高いポテンシャルのマシンをドライブすることになるだろう」

「僕のフィーリング、そしてデータを見てもこの問題は明らかだ。それには必ず原因があるはずなので、僕たちは深く考えていく必要がある」

 ただクビサはマシンの改善の可能性について未だ楽観的だ。

「これらの問題を修正し、ノーマルな特性のマシンに仕上げることができれば、フィーリングは良くなるだろうし、ドライビングの幅も広がるだろう」

「ただ、ドライバビリティを向上させるためにグリップを減らしたセットアップを強いられる現状は本当に厳しい」

 ラッセルも苦しむチームメイトに同情する。

「確かにオーストラリアで僕は、彼よりもパフォーマンスを発揮することができた」とラッセルは言う。

「ビデオを見た時、僕のマシンの方が彼よりもスムーズに走ることができていた」

「彼のペースは現時点でかなり遅れている。おそらくそれには何か原因があるんだと思う」

「ただ、例えその原因を見つけたとしても、僕たちのペースはまだ他からは離れている」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第2戦バーレーンGP
ドライバー ロバート クビサ
執筆者 Adam Cooper
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