ロバート・クビサ、イタリアGPも代役出場が決定。新型コロナ陽性のライコネンは隔離継続中
アルファロメオのキミ・ライコネンはF1オランダGP決勝を新型コロナウイルス感染により欠場したが、隔離が続いているため、イタリアGPも欠場し、第約としてロバート・クビサが2戦連続で出場することになった。

アルファロメオF1は、第14戦イタリアGPにおいてキミ・ライコネンが欠場することを発表。代役として、前戦オランダGPに引き続きロバート・クビサがレースへ出場すると明かした。
ライコネンはオランダGPに参加していたものの、2日目に新型コロナウイルス陽性が認められた。その結果、リザーブドライバーのロバート・クビサがステアリングを握ることになった。
検査での陽性が発覚後、ライコネンはスイスに戻ったが、現在も隔離期間が続いているため、イタリアGPも欠場することとなった。そのため、クビサが2レース連続で代役として出場することになった。
チームの声明には次のように記されている。
「アルファロメオ・レーシングはイタリアGPにおいて、リザーブドライバーであるロバート・クビサがキミ・ライコネンの代役を引き続き務めることを認める」
「キミはCOVID-19の検査陽性後、ザントフールトでのレースを欠場したが、まだレース復帰の許可は出ていない。保健当局の要請により、彼は自宅で依然として隔離状態にある」
「オランダでFP3から急遽参加して良いパフォーマンスを示したロバートが、アントニオ・ジョビナッツィとと共に再び戻ってくる」
連続での代役参戦となるクビサ。彼はライコネンの回復を祈りつつ、イタリアGPでもいい走りを見せたいと語った。
「まず最初に、キミへの思いを伝えたい。彼がすぐに全快し、コックピットへ戻ってくることを願っている」
「そして、2006年に初めて表彰台を獲得した素晴らしいコースである、モンツァでのレースを楽しみにしている」
「ザントフールトとは違って、このコースは僕もよく知っているし、それが助けになるだろう。スプリント予選レースが行なわれるということは、プラクティスは短いセッションになることを意味しているからね」
「オランダGPでの走りには満足している。モンツァで再びチームを助けられるのが、待ちきれない」
イタリアGPは今シーズンから試験導入されたスプリント予選レースが行なわれるグランプリだ。金曜日の予選が行なわれる前にはフリー走行が1回しかなく、ブランクのあるクビサにとっては厳しいフォーマットだと言えるだろう。
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