

トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1チームは既に多くの知識を手にしているため、金曜日の走行をやめるべきだと考えている。
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1は金曜日に走行する必要がないと考えている。
先日行われたF1アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目で、ウイリアムズのジョージ・ラッセルが固定が緩んだマンホールの蓋に激突し、マシンを大破させるという事件が起きた。この事件をきっかけに、コース上の全マンホールをチェックするため、当該セッションは中止。各チームは走行時間を失うこととなった。
しかし結果的には、セッション中止による影響はほとんどなかった。そのため、F1のイベントを2日間に短縮するべきだという議論が再燃した。
トロロッソのクビアト曰く、金曜日に走らず、土曜日にフリー走行を1回だけ行う形にしても、チームに大きな影響が及ぶことはないだろうと示唆している。
「おそらく僕らは、土曜日から走るようにする必要があると思う」
クビアトはそう語った。
「それだけだ。正直なところ、すでに走ったことのあるコースについては、よく理解している」
「ベトナムなど、新しいサーキットでは、追加のフリー走行を設ける必要があると思う。おそらくね。でも、そうなるかどうかは分からない」
「F1で決定権を持つ人たちが、何が最良の形で、何がそうではないと考えるか次第だ。ドライバーについては、ひとりひとりが違う。誰かは5時間(サーキットを習得するのに)かかるかもしれない。でも僕は違う」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、将来F1の開催レース数が増えれば、ウィークエンドが2日間に変更されるのは、意味があることになると考えている。
「それは、我々が年間に何レースすることになるか次第だろうと思う」
そうホーナー代表は語る。
「レース数が増えた場合、時間を短縮する必要があるはずだ」
「バクーでは、金曜日に1セッションやるだけでも十分だということを見ることができた。だから、1回の良いセッションを行うという形が、進むべき道だ。そして、パーツと人々は、少し遅れて良くなることができるだろう。週末には1セッションで十分だ」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ダニール クビアト 発売中 |
執筆者 | Jonathan Noble |