F1以外から多数のオファー? クビアト「来季の選択肢は多数ある」
アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、2021年の仕事についていくつかのオファーを受けているため、自分で選択することができるようになると考えている。


アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、来季のシートがまだ決まっていない。今季のチームメイトであるピエール・ガスリーは、すでにチームとの契約を更新しているが、クビアトの将来は不透明な状況だ。
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来季のガスリーのチームメイト最有力候補は、現在FIA F2を戦う角田裕毅だ。角田がスーパーライセンスを手にすることができれば、F1デビューは間違いないとも言われている。また今季レッドブルでシーズンを戦うアレクサンダー・アルボンも、契約更新ができなければアルファタウリの候補になる可能性がある。
そんな状況ながらクビアトは、他のカテゴリーのチームから様々な接触があり、彼のマネージャーであるニコラス・トッドが、選択肢を検討していると語る。
「かなりの問い合わせが来ているんだ」
「確かに、多くの関心が寄せられている。今のところは、来年何ができるのか、それを選択することができるようになると思う」
「僕の契約は、アルファタウリがトロロッソだった時代に、2019年と2020年に関して行なわれた。それだけだ。そして、それがどうなるのかはそのうち分かるだろう。でもアブダビの後、誰かの決定には関係なく、自分自身で人生、そしてキャリアとして何をしていくかを決めていると思う」
「どうなるのかは今はまだ分からない。多くの関心が寄せられているのは確かだ。そういう連絡があって良かったと思う。興味深い選択肢があるということは、常に素晴らしいことだ。これは厳しいことじゃないよ」
「僕も色々な人たちと連絡を取り合っているし、ニコラスもいろんな人と連絡を取り合っている。だから将来が興味深いモノになる可能性がある。今の状況では多くの選択肢にオープンであり、現時点では特にこうしたいということはない。まずは残るレースに集中しているんだ」
レッドブルやアルファタウリのリザーブドライバーを務める可能性もあるのか? そう尋ねられたクビアトは、次のように語った。
「分からない。まだそんなことは考えていないよ。まずは年末以降、どんな選択肢がテーブルの上に乗っているのかを見てみようと思う」
「その全てを見て、自分に適したモノ、そして最高な仕事ができると思うモノを選びたいと思う」
「こういうことについては、まだ考えるべきことは何もない。しかしもちろん、それが提示される前に”ノー”と言っているわけじゃない」
来年1年を休養に充て、2022年に復帰することを目指すのもひとつの選択肢であるとクビアトは認める。
「選択肢のひとつは、1年を休養にして、別のことを行なうということだ。F1にいた間にはできなかった他のことを、ただ楽しむだけなんだ」
「どんなカテゴリーでも戦うことができると確信している」
「2018年は1年間休んだ。そして、ほとんど何もドライブしなかった。でもアブダビに行ってテストに参加し、160周を走った。それでも、すぐに競争力を発揮することができたんだ。だからそのことについては、何も心配していない」
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