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クビアト、SC明けオーバーテイクショーで殊勲の4位「勇敢なレースをした」

アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、F1エミリア・ロマーニャGPで4位に入るためには、勇敢なレースをしなければならなかったと語る。

Daniil Kvyat, AlphaTauri AT01

Daniil Kvyat, AlphaTauri AT01

Mark Sutton / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、8番グリッドからF1エミリア・ロマーニャGPの決勝レースをスタートさせた。そして上位勢のリタイア、レース終盤のセーフティカー(SC)のタイミングも活かし、4位でフィニッシュした。

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 リタイアした上位勢のうちの1台が、チームメイトのピエール・ガスリーだった。ガスリーは4番グリッドからスタート、5番手を走っていた際にラジエターの水漏れによりリタイアしなければならなかった。つまりクビアトは、本来ならばガスリーが確保するはずだったポジションをしっかり確保したということにもなり、チームを救ったとも言える。

 圧巻はSC明けの走りだった。クビアトはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のストップにより出動したSCの際にピットストップを行ない、ハードタイヤからソフトタイヤに交換。レース再開時には7番手だったが、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)らを抜き、4番手まで浮上。最後の最後までルノーのダニエル・リカルドを追い詰めたが、ついにオーバーテイクまでには至らなかった。

 ただこの4位という結果はクビアトにとって、大サバイバルレースとなった昨年のドイツGPでの3位以来最高の結果となった。

「良いレースだった。とても良い、力強い結果だったと思う」

 そうクビアトは語った。

「もちろん、今は表彰台について話したり、考えたりしている。あとちょっとだったからね」

「リスタートは本当に難しかった。でも、良い動きができたと思う。ダニエルは、ちょうどタイヤが温まったところだったから、攻撃するのは大変だった。最後まで接近戦だったけど、今日は勇敢なレースをしなければならなかった。でも今日は楽しめたよ」

 セーフティカー走行が明けた直後、クビアトはアグレッシブな動きを見せ、次々にポジションを上げていった。これについてクビアトは、次のように説明する。

「再スタート直後、僕は『すぐに攻めていく!』と言ったんだ。自信を感じていたし、古いスタイルのサーキットが大好きだ。多分僕は、間違った時代に生まれてきた、古いタイプの人間なんだろうね」

 クビアトは、チームの戦闘力がここ数週間で大きく改善していると語った。

「僕らは、自分たちの可能性をますます信じている」

 そうクビアトは語った。

「チームとしても、僕自身ドライバーとしてもね。今年1年を通じて、マシンに乗った時のフィーリングが良くなり続けている」

「僕らが理解したことがいくつかある。僕が言っているのは、ガレージの、僕の側のチームということね。マシンをもう少し良くする方法について、最初からもっと理解できていればよかった。でもスパでは良い一歩を踏み出すことができたので、僕らはそこにたどり着くことができたんだ」

「今年、ピエールが非常に速かった。しかしスパ以降を見ると、僕らのポジションは非常に近く、しかも競争力があった。そして今日は良いレースだった。今日のようなとても強力な結果を手にすること、こういう力強いレースをすることは、僕にとってとても重要だ。そして、僕は今満足している」

 アルファタウリは、現在コンストラクターズランキング7番手。6番手フェラーリとの差を14ポイントまでに縮めた。ただこの日はルクレールが5位だったため、わずか2ポイントしか縮めることができなかった。

「今日はほんの数ポイントしか、その差を縮めることができなかった。でも、ゼロよりはマシだよね」

 そうクビアトは付け加えた。

「もちろん、最後まで非常に接近した戦いになると思う。僕らのペースは、同じようなモノだ」

「予選では、彼らが印象的な速さを見せることもある。でも、レースでは追いつくことができる。チャンピオンシップで彼らを倒すために、最善を尽くすよ。もちろんそれは目標だけど、簡単じゃないことは分かっているし、そんなに考えすぎてもいない。僕らは、僕ら自身の仕事に集中する必要があるんだ」

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